【ネタバレあり】『FGO』蘭陵王に項羽も登場の第2部3章攻略

『FGO』第2部3章を攻略

 プロローグである「Lostbelt No.3 - intro -」で明らかになったのは、カルデアをバックアップしてくれる彷徨海 バルトアンデルスと、そのキーマンとなる魔術協会三大門「アトラス院」の錬金術師、シオン・エルトナム・ソカリスの正体。2部の最後に『MELTY BLOOD』でおなじみの彼女の名前が出たとき、型月ファンは声を上げて驚いたことは記憶に新しいが、彼女が彷徨うカルデアメンバーの救世主であり、今後の鍵となる拠点・ノウムカルデアを提供してくれたことで、物語は新たなステージへ入ったことを確信した。

 さらに、ここまでロシア→北欧と異聞帯(ロストベルト)通過してきたが、残りの異聞帯がどこにあるのかも判明。クリプターはこれまでの情報をつなぎ合わせると中国(芥ヒナコ)、インド(スカンジナビア・ペペロンチーノ)、大西洋(キリシュタリア・ヴォーダイム)、イギリス(ベリル・ガット)、南米(デイビットゼム・ヴォイド)ということになるのだろう。そこからキリシュタリアのもとへ向かうはずが、まさかの襲撃を受け、急遽進路を中国へ変更することに。ここではマスター(プレイヤー)のストーリー上の状態も影響し、4ターンの間はマスター礼装を使うことができない点にも注意しながら進める必要がある。

 中国に到着して広がったのは、思ったよりものどかな景色と攻撃してくる様子もない人々。話を聞くと、ここは“不老不死”を追い求め、それによって死を迎えてしまった秦の始皇帝が生き続けた異聞帯。霊基グラフが反応しないという現象の謎も改名し、序盤から襲いかかってきた芥ヒナコと蘭陵王を撃退し、なんとか“叛逆三銃士”を召喚すると、始皇帝側も“凍結英霊”を復活させる(「桃園ブラザーズ」という呼び名には思わず笑ってしまった)。

 仲間だったはずの“圧制さん”との戦いも終えると、ここで最初の難関である「項羽・蘭陵王戦」へ。項羽は全体宝具持ちのバーサーカーということもあって、なかなか攻略が難しいように思えるが、アビケイルなどのフォーリナーを守りながら、ギルガメッシュなど全体宝具持ちのアーチャーでひたすら宝具を叩き込んでいけば、蘭陵王がブレイク後に使用するタゲ集中も苦にならず乗り切ることができる。

 その後は圧制さんの感動的な見せ場を経て、現地の英霊ともパスが繋がるように。中国史イチ有名な馬と知略家という、呂布にまつわるサーヴァントを味方につけたあと、第12節では、なんとなく予想はできていたが“項羽の愛人”だった虞美人の登場。と同時に芥ヒナコの秘密も明らかになる。最初の虞美人戦は毎ターン宝具を使用してくるが、ブレイクすれば戦闘終了のため、三蔵などの単体宝具持ちキャスターがいれば難なく倒せる。

 ここから第15節までは特に苦労もないが、第15節の進行度2〜3は非常に厄介。進行度2はアサシンの近衛兵が回避持ちかつチャージも短く攻撃力も高いうえ、有利なキャスターで臨んでもライダーの傀儡兵に沈められてしまう。筆者は手塩にかけて育てたパッションリップに必中礼装を装備させ、ひたすらに全体宝具を叩き込んでいくスタイルで攻略することができた。進行度3の衛士長戦もなかなかにタフだが、こちらはとにかく三蔵の宝具を毎ターン打てるようにする編成でクリア。

 そして、今回の第2部3章最難関となるのが、第16節進行度1の項羽&虞美人戦。虞美人はチャージ間隔が短いし、ブレイクすると項羽に防御不利打ち消しが付与されてしまう。そのうえ項羽はブレイクゲージが2本と耐久も高いので、確実に1回は宝具を打たせることになる。1回ではクリアできず、令呪の使用も検討したが、そこは意地で我慢。三蔵、マーリン、マシュでタゲ集中を取りながら虞美人を沈め、アビケイルとスカサハで項羽をある程度のところまで追い込んだあと、殿のクー・フーリン(オルタ)に「アルトリアの星」を装備させてひたすら殴ることでクリアに成功した。

 その後は始皇帝や空想樹との戦いが待っているが、項羽&虞美人戦がクリアできるのであればあとは難なく攻略できる。シナリオを全て終えたあとは、間違いなく始皇帝のことを好きになっているはずだ。

 ストーリーをクリアした後は聖晶石召喚にも挑戦。ピックアップ1は項羽を、ピックアップ2は虞美人を狙って回したが、引いたのは蘭陵王。これも何かの縁と割り切って、イケメンを育成することに専念します。

(文=中村拓海)

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