チャットボットと一緒にスポーツ観戦!? NTTドコモが対話型AIを開発

 株式会社NTTドコモは、対話型AIサービスのプラットフォームである「自然対話プラットフォーム」において、スポーツ観戦をより楽しむための、リアルタイムに変化する試合状況に合わせた対話が可能な機能を開発した。本機能は、リアルタイムに変化する試合状況を一括管理し対話に反映する技術と、観戦中の試合以外での選手の活躍や過去の経歴などが記録された「知識データベース」を用いた、より高度な発話を作成する技術から構成されている。

 本機能を搭載したチャットボットと一緒にスポーツ観戦することにより、スポーツ観戦初心者やライトファンでも目の前の試合状況や出場選手に関するデータなどの具体的な情報をプッシュ通知または対話形式で入手でき、より楽しく観戦できるしくみだ。例えば、観戦中のユーザーがチャットボットと対話する際にその試合での選手の活躍状況を盛り込んだり、チャットボット側からユーザーに対して試合中のプレーに関連する話題を生成してお知らせしたりすることが可能である。

 選手に関する情報だけでなく、競技ルールや専門用語の解説、更にはスタジアムグルメや観戦後のスタジアム周辺店舗情報など、試合中だけでなく、試合前後も楽しめる情報を知ることができる。

 なお、本チャットボットは、2018年12月6日、7日の両日、東京ビッグサイトで開催されるドコモの取り組みを紹介するイベント「Docomo Open House 2018」で試合映像とともに見ることが可能だ。

■関連リンク
NTTドコモ報道発表資料:https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_181128_03.pdf

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