『テラスハウス』惜別の第31話ーー聖南とノアの関係に優衣の尋問炸裂! そして翔平が卒業へ……

 イベント出演する貴之の元をサプライズで訪れた綾と優衣。3人は同イベントに出演する聖南の応援にも駆けつけ、イベントを楽しんだ様子。綾に「(来たことに対して)感想は?」と問われると、貴之は「嬉しかった」と素直に答えた。貴之のバースデーパーティーの時に綾が渡した下着について、貴之は「パンツ履いてきたよ!」と報告。それには綾も喜び「やったあ!」と笑顔を見せ、安定した関係を築いている様子が伺えた。

 部屋に戻ると、貴之と翔平がノアと聖南の関係について話す。翔平が、ノアと聖南のキスについて貴之に報告すると、「マジで!?」と貴之は驚きを隠せなかった。翔平はキスに関しては仕方ないと言うが、翔平の気持ちを考えないノアの発言が少し癪に触ったと告白。貴之は、ノアと聖南がコソコソしているのなら、あまり良くないことだと指摘。ノアは、聖南への好意を真摯に翔平に伝えていたからこそ、そのあとに笑いながらキスをしたことを報告するというデリカシーのない行為が、余計にひんしゅくを買ってしまうこととなった。

 その夜、テラスハウスのリビングには貴之と綾と優衣が。すると貴之が綾に、「スケボー行く?」と以前から話題に上がっていたスケボーに誘う。綾は「楽しみ!」と喜んでいた。

 そこに聖南が帰ってくる。貴之は「聖南に聞きたいことあるんだよな」とポツリ。それに聖南は「何ー?」とおどけた表情で、重い話題だと認識していない様子。貴之が言いにくそうにしていると、優衣が話をすることを買って出る。そこで優衣は聖南に「キスをするのは好きですか?」と切り込んだ。

 それには思わず聖南も飲んでいた水を吹き出す。「好きですよ、嫌いな人っていないと思いますよ」と正直に話す。さらに、「どんな時にキスをしたくなるか?」という問いには「ちょっとお酒が入った時には、高揚してそういう気持ちになりやすい!」とキッパリ。あまりに理路整然と詰める優衣に、思わず貴之は「裁判!?」と突っ込んだ。さらに質問は続き、「キスするのは誰とでもいいのですか?」という質問には聖南は真摯に答える。「それは良くない! 少なからず気になるとか、気持ちがあるからキスするんだと思う」と冷静に答えた。

 また、話題が「泥酔していても、キスした時は誰としたのか覚えているのか」という核心めいたものになると聖南は「お酒飲んでる時に気になっている男の子とお酒飲んだらチューしがち!」と自信の恋愛パターンを暴露。さらに優衣の質問責めは続き、「この間、ゲロチューを……」と言葉を濁してから「それってやっぱり、ただチューがしたいってだけなのか、気持ち的に好きなのかも、という思いがあってチューをしたか」という質問に。聖南はそれに対して「ただチューがしたいだけでは私はチューはしないと思う」とはっきり答えた。「きっと気になっているんだと思う」とこぼす。

 それには優衣も「よかった」とスッキリした様子。気持ちがなくてキスをするだけの関係ではいてほしくなかったと優衣は言う。いつから気になっていたのかと綾が聞くと聖南は「ここ最近よ」と話す。これといった接点もなかったが、デートに誘われてから気になり始めたと説明する。そしてノアの聖南の関係は以前から続いていたものかと優衣が突っ込む。キャンプの時に2人がいなかったという疑惑に、聖南は「全然違う」と否定。貴之は、順序に関しては構わないが「コソコソするのはこの家ではちょっと……」とノアと聖南の態度に不信感をあらわに。それに対して聖南は「コソコソしてない!」と強く否定した。

 聖南は「これがどうなるかはわからないけど、またデートに行く約束はした」と言葉を選びながら話す。「ごめんね、チューから始まってもいいと思うの」という聖南の恋愛観に「いいよ!」と大人の対応で貴之がフォローする。この優衣の質問責めにはスタジオからも「こわ~!」という声が漏れた。徳井義実は「10個下に、あんたあのキスが初めてじゃないでしょ」と詰められている……と驚いた様子。「でもキスってあれですよね、どっちかと言ったら隠れてするものですよね」とYOUは正論を。それに対し山里亮太は「宣言してキスとか告白とかするのって上村翔平くらいですもんね」と翔平の過去の恋愛をいじり笑いを誘った。

 質問責めの後、綾は男子部屋にいる貴之の元へ。スケボーデートの日取りについて相談しにいった。日程もすぐに決まり、デートを喜ぶ綾。安定した関係を継続する。一方、リビングでは優衣の攻撃は止まず、「私言っておきたいんですけど、ノアくんのこともう気にしないでくださいね」と聖南を問い詰めた。みんながいる時には優衣に気を使っていたと聖南は告白。それにはマシンガントークで、気にしなくて大丈夫だという旨を説明。聖南は延々と続く、優衣の”キスへの執着”に困惑した表情を浮かべた。優衣は、聖南はもっとノアに好意を出すべきだと助言。これには聖南もほとんど返す言葉もなく話は終わった。

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