『Fate/Grand Order Arcade』稼働直前体験レポート! 対戦モード「グレイルウォー」にも注目

星4からエミヤ、星5からアルトリア。アルトリアにはカレイドスコープを装備

 エミヤをプレイしてみて、『Fate/Grand Order』よりもアクション要素が強くなったことによるゲーム性の変化を感じ取ることができた。というのも、アーチャーやキャスターは遠距離の攻撃も使えたりするので、アクション性を考慮したパーティー組も攻略に不可欠な要素かもしれないからだ(ストーリーが序盤のため、そこまで高難度のクエストには当たっていないが……)。そして、宝具については全体宝具のサーヴァントは発動に時間がかかり、単体宝具は短い時間で発動可能。1 vs 1では全体宝具はあまり使えないとみたほうが良さそう。

 続けてプレイしたのは、対戦モードの「グレイルウォー」。対人による3 vs 3の団体戦で、ストーリーがある程度進むと、こちらで勝つことに熱を上げるようになりそう。勝利条件は「敵チームのサーヴァントを倒しまくって撃破ゲージをMAXにするか、制限時間内に一人でも多くサーヴァントを倒す」こと。撃破を重ねると聖杯が顕現し、獲得したプレイヤーのゲージ獲得量がアップする。筆者もプレイしてみたが、撮影する間もなく敗北。しかし、「グレイルウォー」は『Fate/Grand Order』と明らかに違う、作品の楽しさを拡張するためのものなので、立ち回りが上手くなればかなり楽しめそうだ。

 先述した聖晶粒だが、2500個集めることで10回連続召喚が可能。実際に筆者も回させてもらったところ、『Fate/Grand Order』プレイヤーにはおなじみのカードが金色に変わる演出を経て、バーサーカー・ヘラクレスを召喚! ほかにもマタ・ハリを2枚引いたことで宝具レベルの上限が開放された。読み込みの際に同じサーヴァントのカードを2枚以上投入すると、プレイ時に宝具のレベルが上がる。

 そんな感じで一通りのプレイを楽しんだ感想としては、『Fate/Grand Order』と似ているところはあるものの、カードバトルの要素は薄くなり、アクションが重要なものになっているので、コンテンツの可能性が広がったように感じた。稼働日には長蛇の列が予想されるが、待ち時間には『Fate/Grand Order』をプレイしながら、ぜひとも筐体でのプレイを楽しんでほしいところだ。

(取材・文・撮影=編集部)

■ゲーム情報
『Fate/Grand Order Arcade』
ジャンル:英霊召喚チームバトル
稼働日:2018年7月26日(木)
権利表記:(C)TYPE-MOON / FGO ARCADE PROJECT
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(#FGOAC) ※Fate/Grand Order Arcade ハッシュタグ

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