人気YouTuberグループ・東海オンエアのリーダー、てつやが7月20日、配信楽曲「Coming Out of THE WORLD.」をリリースした。

　同曲は4月14日に公開された動画『「くそ素人が作った歌」をプロに渡したらどれぐらい完成度上がるの！？』で、ネタとして制作された楽曲だ。「面白くない程度の音痴」を自認するてつやが作詞・作曲を手がけており、当初は“雑に面白い歌”だったが、「プロ」の手にかかり、（歌詞をなんとなく聴き流せば）聴き心地がよく、ドラマのある一曲に仕上がった。

　真面目に文章にしてしまうと元も子もないが、歌詞は、世界に向けて、あまりに当たり前のことを暴露する、というもの。企画のコンセプト上、あえて必要以上に適当に書いたと思われるが、＜飯ってやつは食わねえと、腹が減るらしいぜ＞に始まり、＜ライオンに喧嘩売らねえ方がいい＞＜食パン道路に置くと汚れる＞と、畳み掛けられると笑ってしまう。また、最後は＜俺はお前だけ　お前は俺だけ　俺とお前のこの気持ちこそがこの世の真理＞と、うまくまとめられ、そこにプロの技が乗ることで、謎の感動が生まれている。

　水溜りボンド＆東海オンエアのチャンネル登録者数300万人突破を記念し、渋谷を走った広告宣伝車「水溜りオンエアトラック」からも流され、ファンを笑顔にしつつ、メンバーたちからは不評を買ったのも記憶に新しい。東海オンエアの音楽担当といえば「としみつ」だが、今回のリリースで結果が出れば、グループとしての活動の幅もさらに広がるかもしれない。ファンはぜひチェックしよう。

（文＝編集部）

◾️「Coming Out of THE WORLD.」
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