『シグナル』最終回で読みたい! 坂口健太郎と北村一輝の「交信記録ハンドブック」とは

『シグナル』の「交信記録ハンドブック」

 坂口健太郎が初主演を務めるドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ・フジテレビ系)が、本日12日に最終回を迎える。

 刑事・三枝健人(坂口健太郎)が、過去の世界と通話できる不思議な無線機を通じて、刑事・大山剛志(北村一輝)と協力しながら長期未解決事件を解決するSFサスペンスだ。同名の韓国ドラマのリメイク作となる本作は、全編をシリアスなトーンに抑えた緊張感のある絵作りや、原作に忠実なストーリーも注目を集めたが、公式サイトでの新たな試みもまた話題となっていた。物語本編を補完する「チェインストーリー」の公開や、オリジナルのLINEスタンプの販売は、作品の世界をより深く味わうのに一役買っていた。

 中でも、最終回前に改めて目を通しておきたいのは、公式サイトにてダウンロード可能な「交信記録ハンドブック」だろう。これは三枝と大山が劇中でどんなやり取りをして、どう事件を解決するのに繋がったのかが記録された書類だ。例えば第2話「城西地域女性連続殺人事件」の際に、三枝が大山にどんな情報を与えて、過去を変えたのかがわかりやすく記されているのである。

 第9話では、三枝と大山の過去の接点が明らかになり、物語はいよいよ大詰めを迎える。このハンドブックを片手に、刑事の一員になったつもりで推理しながらドラマを観ると、より一層、作品の世界に染まることができるはずである。インターネットを使い、あえてアナログな“書類”を配布するのも、過去と未来が交差する同作ならではの試みといえそうだ。

(編集部)

■放送情報
『シグナル 長期未解決事件捜査班』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00〜放送
出演:坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋、甲本雅裕、渡部篤郎
脚本:尾崎将也
演出:内片輝、鈴木浩介
音楽:林ゆうき、橘麻美
プロデューサー:萩原崇(カンテレ)、笠置高弘(カンテレ)、石田麻衣(ホリプロ)
制作著作:カンテレ
(c)関西テレビ
公式サイト:https://www.ktv.jp/signal/index.html

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