『ハイド&シーク』の“志田彩良”は何者? 福士蒼汰&田中樹を翻弄する双子ミステリー

また、生きている彼女の正体を疑うと同時に、亡くなった女性が紗奈と京佳のどちらなのかも推理する必要がある。実際のところ、爆破事件が起こったホテルに向かう目的があったのは京佳のほうだ。政府の機密情報が入った「Xデータ」について政府関係者から聞き出すために彼女はホテルへと向かった。事件が起きる当日、兵頭にも一報を入れているため、その場で爆破事件に巻き込まれた人物は京佳である可能性が高いといえるだろう。

「Xデータ」に関する秘密を知ってしまった京佳が命を狙われることになり、「何でも力になる」と言ってくれた紗奈に情報を託したと考えるのが妥当だろうか。京佳には戸籍が無いため、入れ替わりが国にバレる心配もない。紗奈が京佳のフリをしているのだとしたら、第1話の冒頭で津倉に伝えた「探さないで。最後に声が聞けてよかった」という言葉は、これから紗奈が京佳として生きていくことを覚悟したラストメッセージだった可能性もある。
津倉から送られてきた紗奈の写真を見て、警察庁警備局局長の柊(風間俊介)が驚いた表情をしていたのも忘れてはならない。元々、彼が認識していたのが紗奈と京佳のどちらなのかは定かではないが、爆弾テロ事件を首謀したのが柊なのだとしたら、死んだはずの紗奈/京佳が生きていることには大層驚いたはずだ。柊は何者かに撃たれてしまったが、彼がこれから口にする言葉は大きなヒントになるに違いない。

紗奈/京佳がつけているピアスの位置にも注目したい。2人の実の母親がそれぞれ片方ずつ残したピアスを紗奈は右耳に、京佳は左耳につけている。ホテルで爆弾が爆発する直前に現れた女性がつけているピアスの位置は左耳。生きている紗奈/京佳も左耳につけたピアスを触る場面がたびたび映し出されているため断定はできないが、予想もできない爆弾テロ事件に巻き込まれた際に、彼女がピアスを左耳につけていたのは重要なポイントだろう。
現時点では紗奈と京佳を見極める明確な証拠はない。紗奈/京佳が「Xデータ」を探しているのはなぜなのか。紗奈が京佳のフリをしているのであれば、その理由は何なのか。公安の白鷺(成海璃子)が「リヴ・コモンズ」のスパイであることが明らかになり、柊も理由はあれど、爆弾テロ事件を首謀して津倉に罪を着せていたことが発覚。それぞれの登場人物の思惑が複雑に絡み合っているなかで、紗奈/京佳の次なる動きには目を光らせたいところだ。
■放送情報
『ハイド&シーク 0秒前の彼女』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:福士蒼汰、志田彩良、田中樹(SixTONES)、葉山奨之、志賀李玖、藤﨑ゆみあ、成海璃子、袴田吉彦、山崎裕太、櫻井淳子、松尾諭、勝村政信、風間俊介ほか
原作:今村昌弘『0秒前の彼女』(双葉社)
監督:鈴木勇馬、中茎強ほか
脚本:山崎太基
プロデューサー:伊藤裕史、渡辺良介、八木亜未
協力プロデューサー:吉川恵美子
音楽:ゲイリー芦屋、重盛康平、GAK SATO
主題歌:マルシィ「光」(UNIVERSAL SIGMA)
制作協力:大映テレビ
製作著作:日本テレビ
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hide-seek/
公式X(旧Twitter):https://x.com/hideandseek_ntv






















