永作博美主演『あきらめません!』場面写真公開 清水ミチコらが明かす撮影現場の一幕も

2027年1月15日に石川県で先行公開、1月22日よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される永作博美主演映画『あきらめません!』の場面写真が公開された。
本作は、垣谷美雨による同名小説『あきらめません!』を、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の大九明子が監督・脚本を務め、実写映画化したもの。
主人公の霧島郁子は、夫・幹夫の早期退社を機に夫の実家がある田舎に移住する。結婚して30年近く。共働きかつワンオペ育児を経て二人の娘たちも独立し、親元を離れていった。都会のマンションから念願の庭付き一戸建てに住まいを移し、悠々自適なセカンドライフを送るはずが、閉鎖的な地域社会のしがらみやセクハラを目の当たりにし、怒りを隠せない郁子。そんな郁子に目をつけた老齢の女性市議の後押しで市議会議員に立候補することになる。
主人公の霧島郁子を永作が演じるほか、郁子の夫で、衝突と理解を繰り返して彼女の理解者となっていく幹夫を大森南朋、郁子の娘でフランスに留学し、女性の人権問題に高い意識を持つ理美を西野七瀬、“田舎のしがらみ”や“男尊女卑”の象徴であり、郁子たちの壁として立ち塞がる地元の名士の市議・村井功次郎を伊武雅刀、まだ女性議員が珍しかった時代から議場に立ち続け、後継として郁子に目をつける市議・市川ミサオを中尾ミエがそれぞれ演じる。
公開された場面写真には、物語を彩る人々の多彩な表情が収められている。主人公・郁子を演じる永作の場面写真は、憧れていたガーデニングを満喫し、花や緑に囲まれた庭のハンモックで読書を楽しむ穏やかなひとときから、苦難が訪れても共に乗り越える夫・幹夫(大森南朋)とのシーン、選挙運動をする姿、市議会議場での真剣な眼差しまで、日常の安らぎとモヤモヤが交錯する本作の世界が切り取られている。圧倒的な男社会である市議会で、女性議員の増員をはじめ、女性の人権確立に孤軍奮闘してきた市議会議長・市川(中尾ミエ)と、閉鎖的な地域社会にあぐらをかいて、堂々と女性議員へセクハラ発言を投げつける男尊女卑の象徴的存在の市議会議員・村井(伊武雅刀)の凄みのある場面写真も。
また、郁子との出会いを通じて、いろいろなことを諦めていた自分自身に気づき、社会に参加する意味を見いだしていく落合由香。演じる佐津川愛美は、「一人の思いが、沢山の人を動かす大きな力になる。一人ではできないことも、誰かと力を合わせることで実現できる」と、本作から受け取った思いを語る。撮影でもスタッフ、キャスト、地域の人々と力を合わせ、「一つの作品をつくり上げる喜びを感じました」と振り返った。
郁子の義母・霧島フミを演じる稲川は、雨が続いた撮影を“筋金入りの雨女”である自分のせいかもしれないと、ユーモアたっぷりに回想。「大九監督をはじめスタッフの方々、俳優の方々全員が、真摯に謙虚に懸命に楽しんで撮影に臨んでいた」と現場への愛情を語り、「まだまだ私も、あきらめません!!」と、タイトルに因んで力強く締めくくった。
郁子に、理不尽な男性議員とのやり取りを愛嬌で乗り切るよう指南する、カラオケバー経営者のヤスミン。演じる清水ミチコは、寒い中、連日深夜まで続いた撮影に携わった人々への感謝を寄せる一方、「私の生きるか死ぬかという刹那の顔になぜか一瞬、監督が笑いをこらえた表情も忘れられません」と、現場での忘れられない一幕を披露。人生の皮肉も描かれる本作について、「若い方にも見ていただきたいなあ」と呼びかけた。
原作には登場しない映画オリジナルのキャラクター、陶芸家・東山藤九郎(つぐみ)を演じるのは、ミュージシャンの野宮真貴。世間の常識や偏見にとらわれず、自分に正直に生きるつぐみについて、「もしつぐみに通じる部分があるとすれば、私の密かな『ロック魂』なのかも」と、この役への挑戦を後押しした思いを明かす。「ほぼ映画初出演が大九監督のこの映画で良かったと、幸せを嚙み締めています」と語り、完成した本作には「観終わった後、心にさわやかな風が吹くような」作品だと言葉を寄せた。
そして、特別支援学校に通う翔を演じるのは、ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK総合)に続く大九監督とのタッグとなった吉田葵。「大好きな大九監督の作品にまた出られて、俳優ができて! 本当に幸せです」と喜びを伝えるとともに、「僕は撮影をした年に18歳になって、初めて選挙に行きました。だから、翔くんの気持ちがよくわかります」と、自身の経験と役柄が重なったことを明かしている。
さらに、1月の劇場公開に先駆けて、本作の完成披露上映会が開催されることが決定。永作、西野、伊武、中尾ら主要キャストに加え、大九監督も登壇する。チケットぴあでは、11月4日午前10時より、プレリザーブ(先行抽選販売)の申し込み受付がスタートする。
コメント
佐津川愛美(落合由香役)
豊かな自然と山々に囲まれた地での撮影。美しい景色とおいしいごはん、そして温かく迎えてくださった皆さまのおかげで、とても充実した時間を過ごすことができました。一人の思いが、沢山の人を動かす大きな力になる。一人ではできないことも、誰かと力を合わせることで実現できる。より良い今、そして未来のために、人と人が協力し合うことについて、改めて考える作品でした。撮影でも、スタッフ、キャスト、地域の皆さまと力を合わせ、一つの作品をつくり上げる喜びを感じました。この作品を通して、皆さまに何かを感じていただけたら幸いです。
稲川実代子(霧島フミ役)
新幹線で小松駅下車。撮影が楽しみでワクワクで……。が、撮影は雨が降り……雨が降り……筋金入りの「撮影中の雨女」私のせいか!?が、待てよ。私一人でこんなに大量の雨は降らせない、私のせいではない! と自分を励まし……。撮影は楽しかったぁ。大九監督をはじめスタッフの方々、俳優の方々全員が、真摯に謙虚に懸命に楽しんで撮影に臨んでいた。みんな大好き!! みんな素敵!!『あきらめません!』の心意気、忘れません。ありがとう。緑と雨の小松市。まだまだ私も、あきらめません!!
清水ミチコ(ヤスミン役)
映画『あきらめません!』の撮影は忘れられません。今どき「不屈の精神」なんて言うと、今の若い人からは引かれそうですが、これがなければ実際生きてる喜びもないですもんね。寒い中、連日深夜まで行われた撮影に、スタッフと地元の皆さん、監督、主演の永作さんにも感謝します。でも思い起こせばそんな中、私の生きるか死ぬかという刹那の顔になぜか一瞬、監督が笑いをこらえた表情も忘れられません。映画の中にはそんな人生の皮肉なシーンもたくさん出てきますが、裏でこんなドキュメンタリーが落ちてましたことをご報告させていただきます。若い方にも見ていただきたいなあ。
野宮真貴(東山藤九郎(つぐみ)役)
大九監督が作り出した原作にはないキャラクター東山藤九郎(つぐみ)は、陶芸というアートの世界に生き、世間の常識や偏見にとらわれない「自分に正直に生きる」人。監督の思い入れのあるこの役を、役者ではない私が演じられるのか? もしつぐみに通じる部分があるとすれば、私の密かな「ロック魂」なのかもと無謀にもチャレンジさせていただきました。この映画は、観終わった後、心にさわやかな風が吹くような、人生いろいろあるけれどきっとなんとかやっていけるかもと思えるような作品です。ほぼ映画初出演が大九監督のこの映画で良かったと、幸せを嚙み締めています。
吉田葵(翔役)
大好きな大九監督の作品にまた出られて、俳優ができて! 本当に幸せです\(^^)/「かぞかぞ」のときの演技の先生、安田氏と一緒だったのも更にハッピーでした。共演した俳優さんやスタッフさんたちも明るくて優しくて、たくさんお話しできて嬉しかったです。僕は撮影をした年に18歳になって、初めて選挙に行きました。だから、翔くんの気持ちがよくわかります。僕もこれからも責任を持って選挙に行きたいです! 小松市は、田んぼと夕焼けと海がとってもきれいで、空気もおいしかったです。
■イベント情報
『あきらめません!』完成披露上映会
日時:11月22日(日)15:00 の回(上映後舞台挨拶)
会場:TOHOシネマズ シャンテ
登壇者:永作博美、西野七瀬、伊武雅刀、中尾ミエ、大九明子監督
※登壇者は予告なく変更となる場合あり
チケット料金:一般席2,400円均一(税込)
※各種割引適用不可。
※特別興行につき、前売券・招待券はご利用いただけません。
※別途各種手数料あり。
申込枚数:お一人様2枚まで。
チケット購入方法:全席チケットぴあにて販売
申し込みURL:https://w.pia.jp/t/akirame-movie/(PC・スマートフォン共通)
【プレリザーブ(先行抽選販売受付)】
申込受付期間:11月4日(水)10:00~11月11日(水)11:00
抽選結果発表:11月13日(金)18:00以降
【一般販売】
11月16日(月)10:00~11月21日(土)16:00
※残席がある場合に限り、11月22日(日)劇場OPEN時より劇場窓口にて販売。
※オンラインにて完売した場合、劇場窓口での販売はございません。
■公開情報
『あきらめません!』
2027年1月15日(金)石川県先行公開
2027年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
出演:永作博美、西野七瀬、佐津川愛美、稲川実代子、清水ミチコ、野宮真貴、優希美青、坂ノ上茜、森山みつき、富川一人、吉田葵、瀧マキ、阪田マサノブ、松田大輔 、河邑ミク、田中幸太朗、伊武雅刀、中尾ミエ、大森南朋
監督・脚本:大九明子
原作:垣谷美雨『あきらめません!』(講談社文庫)
音楽:SIBERIAN NEWSPAPER
製作:「あきらめません!」製作委員会
製作幹事:東洋コンツェルン、TBSグロウディア
制作プロダクション:ライミ
配給:S・D・P
©垣谷美雨/講談社 ©2027「あきらめません!」製作委員会



































