『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』OP映像に隠された仕掛け ラストシーンの“秘話”も

9月16日に最終回を迎えた水ドラ★イレブン『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(カンテレ・フジテレビ系)のオープニング映像にちりばめられた仕掛けと、最終回のラストシーンに込められた制作側の意図が明かされた。
本作のオープニング映像は、毎話少しずつ変化する演出が施されていた。第11話では、これまで謎の手を握っていたヒナタ(関水渚)が、楓(山崎紘菜)の手を握るカットへと変化。後半からは楓と牧野(奥野壮)のカットも追加され、ラストでは楓と牧野の顔の向きが逆転する構成となっていた。
最終回となる第12話では、第1話から第11話まで「たんぽぽが枯れる」映像だった箇所が、逆に「枯れたたんぽぽが咲く」映像へと変化。これはSUPER EIGHTによる主題歌「再咲」にかけた演出であり、たんぽぽの花言葉である「私を探して」にも呼応している。また、これまで不気味な男が映っていたカットは楓に変更された。
オープニング映像には、物語の核心に関わる要素がちりばめられていた。追いかけているのか逃げているのか分からない磯貝(横山裕)とヒナタの姿は、彷徨い、過去に向かってもがいている様子を表現。梓(小島藤子)は回転しながら犯人の名前である「楓」と口にしており、犯人にまつわる情報がオープニングに仕込まれていた。
踊る2人の少女のカットは、幼いヒナタとアキのイメージであり、アキが少し前に出ていることで妹を守っている様子を表現している。さらに、写真立ての中の梓の口元は「さがして」と動いており、映像を止めることで確認できる仕掛けとなっていた。
最終回のラストシーンには、縦山裕二(横山裕)、中華屋トキの店主(上田航平)、通行人(ジャッキーちゃん)、にわとりなどが登場した。制作側は、磯貝もヒナタもシリアルキラーに運命を左右されてしまう物語のなかで、「私たちは日常のなんてことないものに救われていたりする」という演出意図を込めたという。実際、こうした日常の些細な出来事の積み重ねによって、磯貝とヒナタはバディとしての関係を深めていった。
『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』最終話は、TVerとカンテレドーガにて無料配信中。FODとU-NEXTでは全話配信が行われている。
■配信情報
水ドラ★イレブン『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』
TVer、カンテレドーガにて、最新話無料配信中
FOD、U-NEXTにて、全話配信中
出演:横山裕、関水渚、奥野壮、米倉れいあ、上田航平、大西武志、樋口日奈、小島藤子、戸田昌宏、山崎紘菜
原作:伊口紺・中村優児『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(講談社『good!アフタヌーン』連載)
脚本:兒玉宣勝、枝常コウタ
演出:坂本栄隆、井上博貴、飯塚俊光
チーフプロデューサー:萩原崇
プロデューサー:中林佳苗、黒澤優介、鈴木伊織、渡邉直哉
音楽:Licaxxx
主題歌:SUPER EIGHT「再咲」(INFINITY RECORDS)
オープニング曲: Soala 「Shadow Memory」
制作協力:AOI Pro.
制作著作:カンテレ、テレビ西日本
©︎カンテレ
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