河合優実、初の朝ドラヒロインに「やる気まんまんです!」 宮藤官九郎との再タッグに感謝

 2028年度前期連続テレビ小説が『ほんのモキチ』となることが発表された。主演を河合優実が務め、脚本を宮藤官九郎が手がける。6月4日にNHK放送センターで開かれた制作・主演発表会見に、河合、宮藤、制作統括の板垣麻衣子が登壇した。

 朝ドラ第118作目となる本作は、日本を代表する歌人・斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした、朝ドラ史上最も不仲な夫婦の物語。実在の人物を大胆に再構成し、フィクションとして描く。

河合優実

 主演として姿を見せた河合は、「このような場所に立たせていただけることになり、関係者の皆様といつも支えてくださっている家族と友人とこれまでの作品を見てきてくださった視聴者の方々、全てのご縁が繋がって今ここに立っていると思います。精一杯やります! お願いします!」と真っ直ぐに挨拶をする。2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』で、主人公・のぶの妹・蘭子役を好演した河合。座長の今田美桜の背中を見ていたからこそ、「手放しに嬉しいとか、喜びだけではなくて、そのお話をいただくとき心臓がバクバクしてそのことしか考えられなくなっちゃうような魔力のあるものだと思いました」と素直な思いを吐露しながらも、「今はもう覚悟が決まって、やる気まんまんです!」と“元気百倍”に笑みを浮かべた。なお、今回の主演はヒロインオーディションではなく、オファー形式で河合に決まっている。

 河合が演じる輝子は、“悪妻”と呼ばれながらも、ひたすら自分に正直に、自由に生き、晩年には、エベレスト登山をはじめ、世界108か国を旅し、“痛快ばあさん”として名を馳せた“猛女”。今は史実や資料を読み始めている段階だという河合は、「受け取り手として、私が魅了されていまして、生き方に驚くし、感嘆するし笑っちゃうし、そのぐらい波乱の人生を歩んできた。事実は小説よりも奇なりという言葉が頭に浮かぶぐらい、フィクションとして盛る必要がないぐらい面白い家族で、女性だと思いますし、今私が感じている魅力をどうやって演じようかと考えていきたいです」と、2年後に放送となる輝子としての役作りに意欲を示す。

宮藤官九郎

 宮藤が連続テレビ小説を手がけるのは、2013年放送の『あまちゃん』以来15年ぶり、2度目。開口一番に「ご無沙汰しております。宮藤です」と挨拶し報道陣を和ませた宮藤は、初めての朝ドラでは“型”を知らずに自由に執筆に入っていったが、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』での執筆経験もあり、実在の人物をモデルにしたいと思うようになったという。「今女性が活躍する時代なので自由に言いたいことを言う女性のキャラクターがいいなということ、あくまでコメディがやりたいということ、そして夫婦の話がやりたい」という思いの中で、斎藤茂吉とその妻・輝子を知った。

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