『グーニーズ』はなぜ40年以上も愛され続けるのか 貴重な“神吹替版”にも注目
当時、少年だったキャストたちは、その後、数々の映画に出演している。実は、映画ファンにとって、たまらない顔ぶれが集結していたのだ。マイキー役のアスティンは、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作(2001~2003年)のサム役を演じて世界的な有名俳優に。ブランド役のブローリンは、『アベンジャーズ』シリーズに2015年から登場した最凶ヴィラン・サノスに扮したり、『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ(2021年~)に出演したりなど、名優として知られている。マウス役のフェルドマンは、『グーニーズ』の翌年、1986年の名作映画『スタンド・バイ・ミー』に出演。チャンク役のコーエンは、子役として活動した後に引退して弁護士となったが、データ役のクァンは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
オスカー俳優の仲間入りをしたクァンは、『グーニーズ』の前年に、スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)にも出演しており、当時は日本の映画雑誌でアイドル並みのスターとして紹介されていた。『エブリシング~』で彼を知った人には、ぜひこの機会に『グーニーズ』でデータを愛らしく演じているクァンを観て、子役時代の彼の好演も知ってもらえたら何よりだ。
今回、『金曜ロードショー』でオンエアされる『グーニーズ』は、野沢雅子、藤田淑子、古谷徹、坂本千夏、富沢美智恵、菅谷政子、岡本麻弥、遠藤晴、納谷六朗、徳丸完、郷里大輔らレジェンド声優陣が参加した、“神バージョン”と呼ばれる「TBS版吹き替え」での放送となっている。これは配信では視聴できない貴重な吹替版で、レジェンドならではの高い演技力がグーニーズたちの個性を際立たせ、瑞々しい子どもたちの冒険に、より没入させてくれる。必見の吹替版なので、ぜひチェックしてみてほしい。
続編の公開時期は未定だが、2026年後半から2027年に制作されるのではないかと噂されている。スピルバーグとコロンバスがこだわりを持って監修しているので、ファンを裏切らない完成度が期待される。これまで、クァンは続編の実現やかつての役での再登板を熱望しており、アスティン、フェルドマン、ブローリンも続編を前向きに捉えている模様。キッズ・アドベンチャー映画の金字塔の魅力を継承するには、どのようなストーリーの続編となるのか。マイキーたちが親になり、その子ども世代の物語になるとの予想が濃厚のようだが、今は『グーニーズ』を「TBS版吹き替え」で楽しみつつ、続報を待ちたい。
■放送情報
『グーニーズ』
日本テレビ系にて、6月5日(金)21:00〜22:59放送
出演:ショーン・アスティン(藤田淑子)、ジョシュ・ブローリン(古谷徹)、ジェフ・コーエン(坂本千夏)、コリー・フェルドマン(野沢雅子)、ケリー・グリーン(富沢美智恵)、マーサ・プリンプトン(岡本麻弥)、キー・ホイ・クァン(菅谷政子)
監督・製作:リチャード・ドナー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:クリス・コロンバス
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