キム・ヘヨン監督、主演イ・レが舞台裏を語る 『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』本編映像公開
4月10日に公開されるイ・レ主演の韓国映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』の本編映像が公開された。
本作は、韓国映画で初めて、第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたるクリスタル・ベア賞を受賞したヒューマンドラマ。監督を務めたのは、ドラマ『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』や『私が死ぬ一週間前』などで知られるキム・ヘヨン。本作が長編監督デビュー作となり、2025年青龍映画賞で新人監督賞を受賞し、長編2作目となる『今夜、世界からこの恋が消えても』も韓国で公開されている。
どんなときでもポジティブな主人公イニョンを演じたのは、『ソウォン/願い』で映画デビューを飾り、『新感染半島 ファイナル・ステージ』や『犬どろぼう完全計画』などで知られるイ・レ。“魔女”と呼ばれる完璧主義かつ冷徹な先生ソラ役を、『毒戦 BELIEVER』のチン・ソヨンが演じた。さらに、イニョンを陰ながら支える町の薬局で働く薬剤師ドンウク役で、ドラマ『私の解放日誌』や映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』などのソン・ソック、イニョンを敵対視している芸術団のエースナリ役でチョン・スビン、イニョンの唯一の友人ドユン役でイ・ジョンハが出演している。
公開された映像には、舞台裏で出番を待つ芸術団の少女たちの様子が収められている。“魔女”と恐れられる監督のソラ(チン・ソヨン)が、「本番まで、あと1分」と静かに告げると、華やかな衣装をまとい整列する少女たちの表情には緊張が走る。その中で、ひとり本番用の靴を忘れ、履きつぶされた練習用の靴で臨むイニョン(イ・レ)。ソラはイニョンの足元のわずかな落ち着きのなさに気づき鋭い視線を向けるも、言葉をかけることはない。張り詰めた空気の中、「開演時間です」という声を合図に、ソラが冷たい表情のまま手を打ち鳴らす。その音に背中を押されるように、一斉に舞台へと駆け出していく少女たち。会場は大きな拍手に包まれ、ライトに照らされたステージで韓国舞踊「六鼓舞」の演舞が幕を開ける。そして、並び立つ太鼓を力強く打ち鳴らすパフォーマンスが鮮やかに映し出され、映像は締めくくられる。
圧倒的な存在感で芸術団を指揮する完璧主義のソラ。一方、たとえボロボロの靴であっても、ひたむきに、そして楽しそうに舞い踊るイニョン。ソラを演じたチン・ソヨンについて、キム・ヘヨン監督は「チン・ソヨンさんは冷たさと温かさが共存するイメージを持っています。ソラというキャラクターに起こる変化を体現できる俳優だと思いました」と厚い信頼を寄せる。
一方、イニョンを演じたイ・レは、自身の役柄について「彼女が輝いているのは『ダンスが大好きだから』です。何かに打ち込む姿があったからこそ、ポジティブな魅力がより光を放ったのではないでしょうか」と、そのポジティブさの源泉を明かしている。
■公開情報
『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
4月10日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
出演:イ・レ、チン・ソヨン、チョン・スビン、イ・ジョンハ、ソン・ソック
監督:キム・ヘヨン
提供:KDDI
配給:日活/KDDI
2023年/韓国/カラー/スコープ/5.1ch/102分/字幕翻訳:根本理恵/英題:It's Okay!
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