小林裕介×高橋李依×新井里美×天崎滉平×岡本信彦『リゼロ』座談会 「絶望に抗いましょう!」
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th seasonが、4月8日よりTOKYO MX、AT-Xほか全国21局にて放送・配信される。本作は、全世界シリーズ累計1600万部を突破した長月達平による同名の小説(MF文庫J/KADOKAWA)を原作とする人気シリーズ。2026年にはzTVアニメ放送10周年を迎え、周年プロジェクトも始動するなど、さらなる注目を集めている。
そんな本作にて、ナツキ・スバル役を演じている小林裕介、エミリア役の高橋李依、ベアトリス役の新井里美、オットー・スーウェン役の天崎滉平、ガーフィール・ティンゼル役の岡本信彦の5名にインタビュー。節目を迎えた今の思いや4th seasonへの手応え、そして『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、『リゼロ』)のアフレコ現場ならではの“あるある”などを聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
「裕介さんがスバルだったからこそ、今の『リゼロ』がある」
ーー2026年でTVアニメ10周年、そして4th seasonがいよいよ放送されます。改めて、『リゼロ』という作品と向き合ってきた今の率直な気持ちをお聞かせください。
小林裕介(以下、小林):『リゼロ』は自分にとって大切な作品で、本当にいろんなことを学ばせていただいています。そんな作品で4期の放送、そしてアニメ10周年を迎えられることができて、すごく嬉しく思っています。今後の展開にもより期待が高まっていますし、前向きな気持ちでこの4期に臨みたいです。自分自身としても、しっかりとバイタリティを持って突き進んでいきたいと思います。
高橋李依(以下、高橋):新しいクールが始まるたびに強く感じるのは、これまで関わってくださった皆さんに恥ずかしくないものを作りたいという思いです。これまでのクールに参加してくださった方々もきっと観てくれていると思いますし、その方々と繋いできたシーズンでもあるので。それはキャストだけでなく、スタッフの皆さんも含めて、この10年で多くの方が関わってきた作品だからこそ、今まで関わってきた人たちにとっても「お、『リゼロ』頑張ってるな」と感じてもらえるような届け方をしていきたいなと思っています。
新井里美(以下、新井):完璧な2人の話の後に何が言えると思います(笑)? 私は見守り係でした。1st seasonの頃、子安(武人)さんと2人で「みんなを見守っていこう」という気持ちで過ごしていました。それから作品もどんどん人気になっていきましたし、皆さんの成長も本当に目まぐるしくて、ますます見守る立場だなと感じています。その中で、置いていかれないように自分も精一杯役割を果たして、『リゼロ』のメンバーとして恥ずかしくない仕事をしていきたい、それに尽きます。
天﨑滉平(以下、天﨑):クールを重ねるごとに感じるのは、こうして長く続けられているのは応援してくださっている皆様の力があってこそだということですし、原作の持つパワーや、アニメ制作に関わる皆さんの熱量があってこそだと思います。そのうえで、クールを重ねるごとに期待が高まり、その期待を超え続けている作品って、世の中にどれくらいあるんだろうと感じるほど、『リゼロ』は特別な作品だと思っています。それぞれが持っているポテンシャルが掛け合わさることで、さらに良いものが生まれ、その相乗効果がしっかりと皆さんに届いている。そうした循環を繰り返している、非常に稀有な作品だと感じています。
岡本信彦(以下、岡本):アニメ10周年、まずはおめでとうございます。僕は2nd seasonからの参加なので途中からではあるんですが、その時点ですでにアフレコ現場が仕上がっていたのが印象的でした。小林さんや高橋さん、新井さんをはじめ、皆さんが第1話から積み上げてきた時間が、そのまま現場の空気として表れていたんだと思います。僕自身は最初、仲間なのか敵なのか分からない立ち位置で登場して、そこから関係性が変わっていき、3rd seasonでは仲間として並び立つようになりました。そうした過程を経て関わらせていただいたからこそ感じるのは、対峙しているときの熱量の高さですね。仲間になってからは、ある種の安心感のようなものもあって、その変化も印象に残っています。
ーー皆さんから見て、座長としての小林さんはいかがですか?
新井:こんなに頼もしい座長も、なかなかいないと思います。
天﨑:裕介さんがスバルだったからこそ、今の『リゼロ』があると言っても言い過ぎじゃないくらい、作品に大きく貢献されている方だと感じています。
岡本:アフレコ現場でももちろんそうなんですけど、イベントでもすごいなと思っていて。りえりー(高橋李依)の後に裕介さんが話す流れが多いんですが、りえりーって本当にいいことを言うんですよ。内容も完成度も高いので、普通ならその後に話すのはかなりプレッシャーだと思うんですけど、裕介さんはそこをパッションでしっかり超えていくんですよね。
一同:(笑)。
岡本:僕は裕介さんの言葉がすごく好きで、それがスバルというキャラクターともリンクしているように感じます。理屈だけじゃなくて、ちゃんと感情で引っ張ってくれるというか。あの立ち方は、なかなかできるものじゃないと思います。でもやっぱり、りえりーの後は普通は大変だと思うんですけど(笑)。
高橋:いや、私にも言わせてください(笑)。私がイベントであれだけ自由に気持ちを話せているのも、ゆっけ氏(小林裕介)がこういう座長だからこそなんです。すごく安心して「この後はお願いします」とバトンを渡せるんですよね。それをしっかり受け止めて、さらに引き上げてくれるので、私も遠慮なく自分のすべてを出すことができる。その信頼関係があるからこそだと思います。
天﨑:お二人の言っていることって、方向性は少し違うんですけど、どちらもすごく本質的だなと感じますし、それぞれの役割が自然と分担されている感じがありますよね。
岡本:うん。あと、イベントに立っていて感じるのは、来てくださっている方の中にはキャラクターや声優さんが好きという方ももちろんいらっしゃるんですけど、それ以上に『リゼロ』という作品そのものが好きで来ている方が多いなという印象があって。作品の本質や物語に惹かれている人たちがこれだけ集まるというのは、本当にすごいことだと思いますし、そこがこの作品ならではの強さだと感じています。