モネやルノワールなど実在の絵画も登場 『パリに咲くエトワール』新場面カット
3月13日に全国公開されるオリジナル劇場アニメーション『パリに咲くエトワール』の新場面写真が公開された。
本作は、『ONE PIECE FILM RED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手がけた谷口悟朗監督と、『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』など多くのスタジオジブリ作品でキャラクターデザイン・原画を務めた近藤勝也が初めてタッグを組んだオリジナル作品。1912年のパリを舞台に、画家を夢見る少女・フジコ(當真あみ)と、薙刀の名手でありながらバレエへの憧れを秘める少女・千鶴(嵐莉菜)が、異国の地で互いに支え合いながら夢を追いかける姿を描く。
彼女たちが生活した1912年のパリは、第一次世界大戦前で最も華やかに文化的にも成熟を迎えた「ベル・エポック」の時代。絵画では印象派のクロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガらが活躍し、ポスト印象派やアール・ヌーヴォーへの移行期と重なる美術史上重要な時期だ。さらにパリ万博を機に葛飾北斎、渓斎英泉、歌川広重らの浮世絵が海を渡り、「ジャポニズム」として西洋の巨匠たちに大きな影響を与えた時代でもあった。
劇中では、そんな時代の空気を反映するように名画の数々が登場する。フジコの視線を表すかのように、モネの「印象・日の出」、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、ジャン・ベローの「コンコルド広場のパリジェンヌ」、ジュール・パスキンの「女学生」、アルフォンス・ミュシャの『四季』の中の1作「夏」、アルベール・マルケの「パリのトリニテ広場」などが描かれている。これらはすべて、当時の雰囲気を再現するために制作された複製(レプリカ)作品だという。また、フジコが住むモンマルトルやキャバレー「ムーラン・ルージュ」を愛したロートレックの作品や、1900年パリ万国博覧会の開会を描いた絵画も登場する。
さらに、フジコの叔父・若林(尾上松也)がオーナーを務める画廊では、浮世絵や屏風、壺などの“東洋風”な美術品を扱っており、喜多川歌麿の「婦人相学十躰・浮気之相」をコレクターへ薦める場面も。「山姥と金太郎・あかんべえ」など人気の高い浮世絵モチーフもスクリーンにちりばめられている。
公開された場面写真では、そんな名画の数々や、パリの街並みで美術品に目を奪われるフジコたちの姿が切り取られている。
■公開情報
劇場アニメ『パリに咲くエトワール』
3月13日(金)全国公開
出演:當真あみ、嵐莉菜、早乙女太一、門脇麦、尾上松也、角田晃広、津田健次郎、榊原良子、大塚明夫、甲斐田裕子、藤真秀、興津和幸、小野賢章、名塚佳織、唐沢潤、村瀬歩、内山夕実、岩崎ひろし、永瀬アンナ、黒沢ともよ、矢野妃菜喜、生天目仁美
原作:谷口悟朗・BNF・ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
キャラクターデザイン・総作画監督:山下祐
音楽:服部隆之
主題歌:「風に乗る」緑黄色社会(ソニー・ミュージックレーベルズ)
アニメーション制作:アルボアニメーション
製作:「パリに咲くエトワール」製作委員会
配給:松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto-movie/
公式X(旧Twitter):@parieto_movie
公式Instagram:@parieto_movie