『DREAM STAGE』NAZEは決して“残り物”じゃない 視聴者を“沼”に引きずり込む愛おしさ
ちなみに、そんな彼らのことをドラマの公式サイトでは「オーディションで選ばれなかった“残り物”」と紹介しているが、これには少し物申したい。すでに彼らを推してしまっている筆者からしたら、彼らは“残り物”ではなく「たまたまTORINNER(トリナー)というグループのコンセプトに合わなかっただけ!」である。それほどに、見ていて何か劣っているところがあるとは思えない。
それから、作中でのポジションもたまらない。NAZEの7人は揃いも揃って器用なタイプではないという印象を持っている。それゆえ、表面上では嫌味ばっかりの吾妻から言われっぱなしではあるものの、そのイラだちを反骨精神に変えて「それでもデビューしたい!成功したい!」と足掻いている姿は、応援したくなってしまうもの。そして、時折見せる仲睦まじさは癒し効果さえある。
そんな彼らの魅力が存分に現れたのは、第3話でのこと。地道にビラ配りをする中で「タイ人なのにK-POP?」とバカにされたターンや、日本で活躍しているグループなのにK-POP風かと悩んだメンバーたちが、その後、吾妻の励ましを受けて披露した「HELLO」には思わず、心打たれた。ルーツの違うメンバーが日本の袴衣装をはじめ、韓国とタイの伝統的な衣装にくるくると着替えて披露する劇中歌「HELLO - NAZE on DREAM STAGE -」はピースフルな世界観でしかない。
国籍やルーツの違う彼らが、K-POPアーティストとして日本で活躍してくれる愛おしさ。どうかこの時間ができるだけ長く続きますようにと思ってしまうものだ。
そんなNAZEは、いったいこのドラマの中で、これからどのように成長していくのだろうか。彼らの成長物語をこれからも見続けたい。
■放送情報
金曜ドラマ『DREAM STAGE』
TBS系にて、毎週金曜22:00~22:54放送
出演:中村倫也、池田エライザ、ハ・ヨンス
【NAZE】カイセイ、ユンギ、アト、ターン、ユウヤ、キムゴン、ドヒョク
【TORINNER】岩瀬洋志、HOJIN(KAJA)、志賀李玖、松瀬太虹、ISAAC(KAJA)
森香澄、村瀬紗英、キム・ジェギョン、イ・イギョン
第5話ゲスト:礼真琴
脚本:紗嶋涼、山浦雅大
企画プロデュース:高橋正尚
プロデュース:八木亜未(大映テレビ)
演出:松木彩、吉野主(SDP)、金澤友也(テレパック)
主題歌:NAZE「BABYBOO」(NICHION)
製作著作:TBS
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/DREAMSTAGE_tbs
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