2026年冬アニメは近年まれに見る豊作? 『ゴールデンカムイ』『Fate』などの注目作

同じ原作者の『勇者刑に処す』『勇者のクズ』

TVアニメ『勇者刑に処す』PV第1弾|TVアニメ放送決定

 2026年冬クールには、ライトノベル作家・ロケット商会の作品が2作品同時にアニメ化を果たす。1つは『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』、もう1つは『勇者のクズ』だ

 『勇者刑に処す』は、大罪を犯した者が“勇者”という刑罰を科され、魔王と戦うことを強いられるという世界観のダークファンタジー。勇者刑に処された主人公のザイロ・フォルバーツは、剣の「女神」テオリッタと契約を交わし、熾烈な戦いと陰謀の渦中に身を投じていく。

 なお、原作は小説投稿サイト「カクヨム」に投稿された小説で、「カクヨムアワード2020」の「カクヨムユーザー賞【ユーザー推薦部門】」第1位や、「このライトノベルがすごい!2023」の「単行本・ノベルズ部門」第3位などに輝いているほどの人気作だ。

TVアニメ『勇者のクズ』PV第1弾 / 1月10日(土)毎週土曜24:55〜より日本テレビ系にて連続2クールで順次全国放送開始!

 また『勇者のクズ』も、「勇者」をめぐる現代異能アクション。物語の舞台となるのは、エーテルの強化手術によって「魔王」となったマフィアたちに支配された東京の裏社会だ。「E3」という薬剤を使って魔王に対抗する賞金稼ぎは「勇者」と呼ばれており、主人公のヤシロもフリーランスの勇者として活動しているが、勇者見習いの女子高生・城ヶ峰の出会いから騒動に巻き込まれていく。

 いずれの作品も、オリジナリティあふれる設定を導入していることが大きな特徴。「勇者」の戦いという古典的な題材から斬新な世界観を生み出しているので、意欲作として注目したい。

実写映画化もされた年の差同居譚 『違国日記』

TVアニメ『違国日記』PV第2弾

 人気漫画家・ヤマシタトモコのヒット作『違国日記』も、2026年1月期にTVアニメ化される。

 原作は『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR 2023」でコミック部門1位を獲得するなど、マンガ好きのあいだで人気を集めていた作品。2024年6月には、新垣結衣と早瀬憩主演の実写映画も公開された。物語は人見知りの小説家・高代槙生が、両親を亡くした姪の田汲朝を引き取るところから始まる。他人と暮らすことに不慣れで孤独を好む槙生と、人懐っこく素直な性格の朝という正反対の2人は、手探りのままぎこちない共同生活を送っていく。“誰かと一緒に生きる”ということの難しさと温かさを美化せず、丁寧に写し取っているのが大きな魅力だ。

 なおメインキャストには槙生役に沢城みゆき、朝役に森風子が抜擢されているが、その声を聞いたファンからは「まったく違和感がない」と絶賛されている様子。また実写映画版では若干原作から変更されている点があったため、あらためて原作通りの展開が描かれることを楽しみにしているという人もいるのではないだろうか。

 ほかにも1月期には多数のアニメがラインナップされており、今回取り上げた作品はその内ごく一部に過ぎない。『正反対な君と僕』や『幼馴染とはラブコメにならない』といったラブコメに『ハイスクール!奇面組』や『鎧真伝サムライトルーパー』などの懐かし系アニメ、ホラーアクションの『カヤちゃんはコワくない』まで、色々なジャンルが揃っているので、自分の気に入りそうなものを探してみてほしい。

■放送情報
TVアニメ『ゴールデンカムイ』最終章
TOKYO MXほかにて、1月5日(月)スタート 毎週月曜23:00〜放送
キャスト:小林親弘(杉元佐一役)、白石晴香(アシリパ役)、伊藤健太郎(白石由竹役)大塚芳忠(鶴見中尉役)、中田譲治(土方歳三役)、津田健次郎(尾形百之助役)、乃村健次(牛山辰馬役)、菅生隆之(永倉新八役)、杉田智和(二階堂浩平役)、松岡禎丞(宇佐美上等兵役)、竹本英史(月島軍曹役)、小西克幸(鯉登少尉役)、関智一(海賊房太郎役)
原作:野田サトル(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
チーフディレクター:すがはらしずたか
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:山川拓己
美術監督:渋谷幸弘、三宅真央
色彩設計:福田由布子
撮影監督:織田頼信
編集:池田康隆
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
ロシア語監修:Eugenio Uzhinin
音楽:末廣健一郎
OPテーマ:Awich × ALI「黄金の彼方」
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
公式サイト:https://kamuy-anime.com/
公式X:https://x.com/kamuy_anime/media

関連記事