『ラストマン』SP、向井康二が孤独を抱える青年役で出演 吉田鋼太郎は内閣総理大臣役に

 12月28日21時よりTBS系で放送される福山雅治と大泉洋が共演する『ラストマン-全盲の捜査官-』の完全新作スペシャルドラマ『ラストマン -全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』に、吉田鋼太郎と向井康二(Snow Man)が出演することが発表された。

 本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していくバディドラマ。2023年4月期に放送された連続ドラマの最終回では、皆実と心太朗が実は兄弟だったという事実が判明した。スペシャルドラマでは、連続ドラマの直後から始まる物語が描かれる。2025年、テレビ出演のために再び来日した皆実が訪れた番組スタジオが、武装したテロリストに占拠される前代未聞の事件が発生。皆実やキャスター・播摩みさき(松本若菜)らが人質となる中、心太朗はスタジオに潜入した佐久良(吉田羊)と合流し、救出作戦に挑む。

 新たに発表されたゲストの吉田が演じるのは、内閣総理大臣・五ノ橋義実。五ノ橋は播摩がキャスターを務める生放送番組にゲスト出演中、皆実らとともに武装テロリストの人質になってしまう。テロリストたちが身代金10億ドルを要求し、用意できなければ都内に仕掛けた爆弾を爆発させると宣言する中、五ノ橋は総理大臣として決断を迫られる。コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じてきた吉田が、“クセ強総理大臣”として物語をかき回す。

 向井が演じるのは、播摩と同じテレビ局で働いていた元番組ディレクター・栗原幹樹。栗原は、とある出来事がきっかけで現在はディレクターをやめており、深い孤独を抱えながら生活しているという役どころだ。

コメント

吉田鋼太郎(五ノ橋義実役)

皆様が大好きな、愛してやまない『ラストマン』に今回出演させていただきました。
総理大臣という途方もない役でございまして。しかもやりたい放題、言いたい放題、わがまま放題と、どのような総理大臣になっているのか自分でもかなり不安ではあるんですが、一生懸命やっております。
ぜひ皆さん寛大な心で、ハラハラドキドキしながら一緒に見てください。私もドキドキしながら見たいなと思っております。今回の『ラストマン』もまるでジェットコースターのようなエンターテイメントで、スリルとサスペンスでありながら、今の世の中が抱えている問題に対してグサッとメスを入れるようなシリアスな内容も持っております。見どころ満載でございますので、ぜひお見逃しなく。

向井康二(栗原幹樹役)

(オファーを受けて)嬉しいです。「私ですか?」みたいなところもありますけども、もともと『ラストマン』を見ていたので、その世界観に入れるんだっていう喜びはありますし、ファンが多いドラマなのでプレッシャーもありますが、一生懸命頑張りたいと思いました。僕はこういう役を意外とやっていないというか、舞台などでも僕はハッピーな感じや、お笑いとかのイメージが多いんですけど、また違った一面を皆さんに見せられるかなと思います。今はやっぱりSNS時代ですし、顔も見えない人が意見を言える世界ですけど、一つの一人の意見だから顔が見えなくても重みがある、そういう事も改めて伝わると思います。

東仲恵吾(プロデュース)

新たに、魅力あふれるお二人が本作に参加してくださいました。
吉田鋼太郎さんには、“善”と“悪”の境界を漂う総理大臣役を演じていただきました。スタジオ立てこもり事件で総理自らが人質になる。前代未聞の状況の中で、「権力者」である前に「ひとりの人間」としての慟哭を、圧倒的な存在感で体現してくださっています。
そして向井康二さんには、謎多き“元ディレクター”役をお願いしました。この物語のテーマである〈嘘と真実〉の狭間でもがきながら、必死に前へ進もうとする男。その繊細な感情の揺らぎを、向井さんが丁寧かつ深く演じてくださいました。
新キャストの化学反応が、物語をさらに加速させています。ぜひ、進化し続ける『ラストマン』をお楽しみください。

■放送情報
スペシャルドラマ『ラストマン-全盲の捜査官- FAKE/TRUTH』
TBS系にて、12月28日(日)21:00〜放送
出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、松本若菜、吉田鋼太郎、向井康二(Snow Man)
脚本:黒岩勉
プロデュース:東仲恵吾
演出:平野俊一
製作著作:TBS
©TBS

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