『金ロー』で本日放送 『おおかみこどもの雨と雪』細田守監督&宮﨑あおいのコメント到着

 11月7日21時より日本テレビ系『金曜ロードショー』にて『おおかみこどもの雨と雪』が放送されることに際して、監督を務めた細田守と主演の宮﨑あおいからコメントが到着した。

 11月21日に細田監督の最新作『果てしなきスカーレット』が公開されることを記念して、『金曜ロードショー』は11月を“細田守月間”として、4週連続で細田監督作品が放送される。『おおかみこどもの雨と雪』は、細田監督のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1作。“おおかみおとこ”に恋をした1人の女性が、恋愛、結婚、出産、子育てを通じて成長する姿と、2人の間に生まれる“おおかみこども”「雨」と「雪」の姉弟が、特別な生い立ちが故に悩み、傷つきながらも、自分の生きる道を見つけて自立していく姿を描く。

 大学生の花(宮﨑あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は「雪」、雨の日に生まれた弟は「雨」と名づけられた。雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、〈おおかみこども〉だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父である“おおかみおとこ”の死によって突然奪われてしまった。取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。

 細田監督は「『おおかみこどもの雨と雪』は、初めて親子というものを正面から描こうとした作品です。親の子どもへの愛情があって、子どもが育って...…そして別れがある。その意味では『果てしなきスカーレット』とも共通するテーマもあります。新作『果てしなきスカーレット』が公開となるこのタイミングで、作品を見てくださる輪が広がっていけば嬉しく思います。ぜひ4週連続で「金曜ロードショー」をお楽しみください!」とコメント。

 宮﨑は「今でもよく、おおかみこどもが好きですと声をかけていただくことがあります。当時観てくださった方も、置かれた環境が変わった中でこの作品にもう一度触れてもらえたらグッとくるシーンが増えているのではないでしょうか。大きな愛情がたっぷり詰まった細田監督の作品を是非楽しんでください」とメッセージを寄せている。

 また、番組内では『果てしなきスカーレット』の特別映像も放送される。

コメント

細田守監督

これまで映画をずっと作り続けてきて、皆さんの支持があって次が作れるという作り方をしてきました。だから今回『果てしなきスカーレット』ができたのは、皆さんが支持してくださってきたからこそだと思います。こうして大きな作品にたどり着けたのは、皆さんの支持があったから実現したので、ありがたく思います。支持してくれた皆さんに楽しんでもらえるように、『果てしなきスカーレット』はこれまでよりもさらにスケールの大きな映画になったので、ぜひ楽しんで頂ければと思います。
『おおかみこどもの雨と雪』は、初めて親子というものを正面から描こうとした作品です。親の子どもへの愛情があって、子どもが育って...…そして別れがある。その意味では『果てしなきスカーレット』とも共通するテーマもあります。新作『果てしなきスカーレット』が公開となるこのタイミングで、作品を見てくださる輪が広がっていけば嬉しく思います。ぜひ4週連続で「金曜ロードショー」をお楽しみください!

宮﨑あおい

今でもよく、おおかみこどもが好きですと声をかけていただくことがあります。
当時観てくださった方も、置かれた環境が変わった中でこの作品にもう一度触れてもらえたらグッとくるシーンが増えているのではないでしょうか。大きな愛情がたっぷり詰まった細田監督の作品を是非楽しんでください。

◼️放送情報
『おおかみこどもの雨と雪』
日本テレビ系にて、11月7日(金)21:00〜23:24放送
※放送枠30分拡大、本編ノーカット
声の出演:宮﨑あおい、大沢たかお、黒木華、大野百花、西井幸人、加部亜門、林原めぐみ、中村正、大木民夫、片岡富枝、平岡拓真、染谷将太、谷村美月、麻生久美子、菅原文太
監督・脚本・原作:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
作画監督:山下高明
美術:大野広司
CGディレクター:堀部亮
色彩設計:三笠修
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