狩野英孝の『まどマギ』副音声が面白すぎる! TVer配信で見られる“最高の反応”にも注目

 『魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語』TV Editionの第2話では、オリジナル版の第3話までの内容が描かれることに。すなわち先輩魔法少女の巴マミが“お菓子の魔女”ことシャルロッテとの戦闘で、あっけなく命を落としてしまうという絶望の展開だ。

 放送当時「かわいい魔法少女ものと見せかけて残酷な物語に突入する」という落差によって大きな話題を呼んだエピソードだが、狩野も数多の先人たちと同じく、しばらく言葉を失ってしまうほどの衝撃を受けていた。

 本編終了後、狩野は「ちょっと……ビックリしすぎて言葉失うね。これ」「マミさん終わりってこと?  マジで?」「普通こういうアニメって死亡とかありえないと思って見てたから、衝撃的ですわ」とその驚きを語り、「子ども向けのキャピキャピアニメだと思ってたら全然違いました」とイメージが一変したことを打ち明けた。

 こうした新鮮なリアクションを楽しめるのは、初見の副音声コメンタリーならではの魅力だろう。その一方で、独特の着眼点によるツッコミも大きな見どころだ。

 たとえば第1話でまどかの家が映し出された際、狩野はその豪華な間取りに対して、「すごいデカい家ですね」「都内かなあ。都内にこの一軒家すごいな」と反応。そんな豪邸に住むことを可能にするまどかの父や母の職業について、興味津々といった様子だった。

 ほかにも第2話ではキュゥべえがいつも口を開けないでしゃべっていることを発見するなど、狩野の着眼点はかなり独特だ。

 さらに視聴中に口走るコメントにも、“狩野節”が効いている。第3話で印象的だったのが、美樹さやかが入院中の上条恭介をお見舞いに行くシーン。彼の腕が二度と楽器の演奏ができない状態にあると説明されたことを受けて、狩野はさやかが置かれた状況に激しく同情しつつ、「……でも今の医学すごいから、リハビリと気合いで何とかいけるんじゃないの」という言葉を漏らしていた。

 衝撃的なストーリーを一緒に追体験できる上、ときには斜め上のコメントを放ってくれる狩野の『まどマギ』副音声コメンタリー。すでに本編を視聴済みなら、何倍もそのリアクションでニヤリとできるはずなので、この機会をぜひ楽しんでほしい。

■放送・配信情報
『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』
MBS/TBS系にて、毎週日曜17:00〜放送中
放送終了後、TVer・MBS 動画イズムにて配信
原作 :Magica Quartet
総監督:新房昭之
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案 :蒼樹うめ
監督:宮本幸裕
キャラクターデザイン:岸田隆宏、谷口淳一郎
異空間設計:劇団イヌカレー
音響監督:鶴岡陽太
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
主題歌
オープニングテーマ:「コネクト」ClariS
エンディングテーマ :「Magia」Kalafina
キャスト:悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project
公式サイト:https://www.madoka-magica.com/tv/
公式X:https://x.com/madoka_magica

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