伊藤淳史、『世にも奇妙な物語』に3回目の出演 共演に与田祐希&笑い飯 西田幸治
11月8日21時よりフジテレビ系で放送される土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』。4つの“奇妙な”短編ドラマの1つ『七階闘争』にて、伊藤淳史が主演を務めることが発表された。
1990年4月にレギュラードラマとして放送が開始され、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによって、奇妙な物語の世界観を作り出してきた『世にも奇妙な物語』シリーズ。1990年4月、中山美穂主演の『恐怖の手触り』を1本目としてスタートし、単に心理スリラーだけでなく、ホラー、ミステリアス、シュールコメディ、SF、ファンタジーなど多彩なストーリーで創られ、これまでに577本もの名作が世に送り出されてきた。
5月31日に放送された35周年SP春の放送では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本が放送されたが、今回は35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と傑作選1本の構成になる。
『七階闘争』の原作は、小説家・三崎亜記の『七階闘争』(集英社文庫『廃墟建築士』所収)。伊藤演じる森崎が、マンションの7階に住んでいることから、突然退去を求められるところから物語が始まっていく。各地の「7階」で事件が多発したことを受け、すべての建物から7階を撤去すると国が決定したのだ。同じく7階に住む同僚の並川に誘われ、森崎は7階死守を誓う“七階市民”の集会に参加することになるが……。
伊藤は、22歳の時に出演した『世にも奇妙な物語 15周年の特別編』の中の『リプレイ』(2006年)、2009年の『世にも奇妙な物語 秋の特別編』内の『理想のスキヤキ』(2009年)に続き、3回目の『世にも奇妙な物語』出演となる。伊藤は「『世にも奇妙な物語』はとても大切で大きな存在。かなり久しぶりにオファーいただいて嬉しい」と語っており、16年ぶりの出演を喜ぶとともに、「すごく面白くなっていると思います!」と作品への自信を見せている。
また、与田祐希、笑い飯の西田幸治(笑い飯)が物語を動かす重要な人物として登場。与田は森崎を“七階市民”の集会に誘う会社の同僚・並川希役、西田は“七階市民”のリーダーをそれぞれ演じる。
伊藤淳史(森崎北斗役)コメント
『世にも奇妙な物語』に出演が決まった時の感想
『世にも奇妙な物語』で主演をやらせていただくことは、今も昔も目標でしたし、色々な作品に出させていただく中で、(『世にも奇妙~』への出演は)とても大切なポジションというか、大きな存在です。今回かなり久しぶりに出演させていただきますが、とても嬉しかったです。
台本を読んだ感想
好きなタイプのお話でした。以前出演させていただいた『理想のスキヤキ』も絶妙な奇妙さでしたが、今回も、ジャンルは違えど“なにこれ!?”みたいな不思議さと奇妙さを持つ作品になっていて、これぞ『世にも奇妙な物語』だなと思いました。
主人公・松崎を演じてみて
起こる出来事や、まわりの人にもたくさん振り回される役なのですが、僕はそういう役が好きで、まわりの影響を受けながら楽しく演じています。監督の演出も人間味があって、奇妙な世界の中にもリアリティが感じられるものになっていると思います。
視聴者へのメッセージ
実際こんなことが起こったら、正直“奇妙”どころではなく大変なことになりますが(笑)、エンターテインメントとして見ていただくと、すごく面白くなっていると思いますので、ぜひ楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。
■放送情報
土曜プレミアム『世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編』
フジテレビ系にて、11月8日(土)21:00~23:10放送
出演:タモリ(ストーリーテラー)
プロデュース:狩野雄太(フジテレビ)、江花松樹(フジテレビ)、中村亮太、歌谷康祐
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/
『あなた博物館』
出演:川口春奈、笠松将 、螢雪次朗
脚本:原野吉弘
演出:植田泰史
『七階闘争』
出演:伊藤淳史、与田祐希、西田幸治(笑い飯)
原作:三崎亜記『七階闘争』(集英社文庫『廃墟建築士』所収)
脚本:相馬光
演出:アベラヒデノブ(BABEL LABEL)
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ