吉沢亮は『ばけばけ』の“陰の主役” 制作統括も絶賛する“振り回される吉沢亮”の味わい
「最初のくさびとなるのが、第4週で描かれる東京時代。錦織の中で少し前から歯車が狂い始めていて、ここでの出来事が将来へと繋がっていく。それを吉沢さんはちゃんと解釈してくれて、ご自分でいろいろと揉んで、あらゆるキャラクターを出してくれました。吉沢さんはいわゆるイケメンですし、芝居もうまいんですが、ああいう三枚目をやらせると最高に輝きますよね」
なお、錦織が東京でトキ(髙石あかり)や銀二郎(寛一郎)と出会う展開は、脚本家・ふじきみつ彦とともに作り上げたオリジナルストーリー。橋爪は「錦織さん側の出来事はほぼ史実通りですが、そこにトキや銀二郎を登場させたらもっと楽しくなるんじゃないかと。いろいろな歴史資料を読む中で『こういう出会いがあったかもしれない』と感じられましたし、そこで2人が出会うことで、後々の関係性がより深くなっていくだろうと考えました」とその意図を明かす。
「『超優秀なのになぜ帝大に行ってないんだ?』という疑問が浮かぶと思いますが、彼自身、幕末のすごく貧しい家庭に生まれて学業を続けられなかった、といった思いもある中で、一念発起して東京に出てきています。錦織にはそういう悲哀もありますが、それを感じさせずにカラッと演じていただけている。後輩2人との部屋でのシーンもすごく素敵ですし、やっぱり“振り回される吉沢亮”っていいですよね(笑)」
史実と創作が巧みに交わる東京編で、いよいよ物語に加わった錦織友一。ここからトキ、そしてヘブンとどんな化学反応を起こしていくのか。3人の未来に期待が高まる。
■放送情報
2025年度後期 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
写真提供=NHK