足立紳監督作『Good Luck』予告編＆新場面写真公開　剛力彩芽＆板谷由夏のコメントも

　佐野弘樹と天野はなが主演を務める足立紳監督最新作『Good Luck』の公開日が12月13日に決定。あわせて予告編と新ポスタービジュアル、新場面写真が公開された。

　本作は、大分県は豊後大野の優しい風景を舞台に、人生迷走中の男女のあてどないアンブリン（ぶらぶら歩き）を描くロードムービー。もともとは大分県のミニシアター・別府ブルーバード劇場でしか観られないオリジナルの短編映画として制作しようと始まった本企画だったが、いつの間にか長編となり、全国公開される運びとなった。

　第20回大阪アジアン映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭、上海交際映画祭に続き、オランダ・カメラジャパンフェスティバル、ウィーンJAPANNUAL、バルセロナ・アジアン映画祭への正式出品も決定。国内でも9月13日から開催される栃木国際映画祭もクロージング作品、10月11日から開催される下北沢映画祭のオープニング作品に選出されている。

　主人公の売れない映画監督・太郎を演じるのは、『SUPER HAPPY FOREVER』の佐野。太郎が旅先で出会う正体不明の女性・未希を『Chime』の天野が演じる。さらに、加藤沙希、篠田諒、剛力彩芽、板谷由夏らが共演に名を連ねている。

　公開された予告編は、 大分県で行われる映画祭に入選し気揚々と現地に向かった太郎（佐野弘樹）が「大して面白くない」と酷評され、意気消沈する場面からスタート。ふらふらと向かった先の豊後大野で出会った、太郎の映画を観ていたという謎の女性・未希（天野はな）とともに、2日間だけの小さな旅を始めることに。奔放な未希に戸惑いつつも徐々に惹かれる太郎だったが……。

　さらに、豊後大野の絶景・轟橋の前の太郎と未希の姿が捉えられたビジュアルに「なんか いいこと ないかな」というコピーが添えられた新ポスタービジュアルも公開された。

　あわせて、足立監督作品初出演となる剛力と板谷からコメントも到着。足立作品のファンであったという2人は本作でそれぞれ2〜3役演じた。剛力は「自分の中に眠っている何かが呼び起こされそうな感じがする作品に参加させていただけたこと、とても嬉しく思います」と出演を喜び、板谷は「今回の作品に参加できたこと本当に嬉しかったです。ご縁があって別府の友人も増えました」と撮影を振り返った。

コメント

剛力彩芽

短編と聞いて参加させていただいた作品が...
えっ、長編に...?!　という驚きとともに
彼らの私生活を覗いているようなソワソワしながら...
もうっ、みんなに幸あれ。いいことあれ。と感じました。
クスッとできて、自分の中に眠っている何かが
呼び起こされそうな感じがする作品に参加させていただけたこととても嬉しく思います。
私は不思議な3役やらせていただき...楽しかったぁ。
念願の足立監督とご一緒させていただけ嬉しかったぁ。
いいことありました♡
観てくださるみなさまにも、いいことありますようにー

板谷由夏

足立監督のイチファンとしては今回の作品に参加できたこと
本当に嬉しかったです。
ご縁があって別府の友人も増えました。大事にしたいなと思っています。
この仕事をしていて一番ありがたいことは出会いです。
映画を観たかたにも、良き出会いとなりますように。

■公開情報
『Good Luck』
12月13日（金）より、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
出演：佐野弘樹、天野はな、加藤紗希、篠田諒、剛力彩芽、板谷由夏
脚本・監督：足立紳
企画・プロデュース：釘宮道広、森田真帆
プロデューサー：坂井正徳、足立晃子
制作プロダクション：theROOM
配給：ムービー・アクト・プロジェクト
協力：豊後大野市、別府市
2024年／日本／104分
©︎2025「Good Luck」製作委員会（別府短編プロジェクト・TAMAKAN・theROOM）