宮野真守&津田健次郎、『果てしなきスカーレット』出演へ 羽佐間道夫&古川登志夫も参加

 11月21日に公開される細田守監督の新作映画『果てしなきスカーレット』の新声優キャストとして、宮野真守、津田健次郎、羽佐間道夫、古川登志夫の出演が発表された。

 本作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』などの細田監督が手がける、“生きる”をテーマにした物語。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作では、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、“死者の国”で再び、宿敵に復讐を果たそうとする模様が描かれる。12月12日にアメリカで公開されることも決定している。

 主人公の王女・スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。そして芦田演じるスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖を岡田将生が演じる。さらに、スカーレットと聖の前に立ちはだかる最凶の宿敵・クローディアスを圧倒的存在感で役所広司が演じるほか、市村正親、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子といった総勢11名の俳優陣が集結した。

 また本作は、第82回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門、第50回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門、第63回ニューヨーク国際映画祭スポットライト部門に選出されている。ヴェネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こった。

 スカーレットが死者の国で見た夢の中に出てくる、謎に包まれた2人の墓掘り人を演じるのは、『バケモノの子』では青年期の一郎彦を演じ、『竜とそばかすの姫』ではYoutuber・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の二役を演じた、細田作品3作目の出演となる宮野と、『竜とそばかすの姫』で「竜の正体」の候補に挙がる、現代美術アーティスト・イェリネクを演じ、細田作品2作目の出演となる津田。

 さらに、スカーレットと聖に救いの手を差し伸べる心優しいキャラバンのリーダーである、年寄りの長役を、御年91歳にして現役声優世界最高齢であるレジェンド声優・羽佐間が担当。そして、スカーレットが目指す“見果てぬ場所”について話す、ミステリアスな宿の主人を、古川が演じる。

■公開情報
『果てしなきスカーレット』
11月21日(金)公開
出演:芦田愛菜、岡田将生、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、市村正親、役所広司
監督:細田守
配給:東宝
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