武内駿輔が演技を志したキッカケと“もの”への愛着 「“美学を持った悪党”にすごく惹かれる」

武内駿輔の“喉の負担”との向き合い方

──声優さんにとっては“喉”という身体の一部も大切な道具になりますよね。普段のケアで意識されていることはありますか?

武内:本当にそこは日々痛感しています。特に「声枯れ」は放っておくと本当にまずい。枯れたまま無理に仕事を続けると、喉の状態がどんどん変わっていって、最悪の場合は取り返しがつかなくなってしまう。僕の場合はたとえばドラゴンの役などで「うおーっ!」と叫ぶシーンもあったりして仕事上喉への負荷は避けられないので、日頃のケアは本当に大切ですね。枯れさせないための予防も大事なんですが、それ以上に「枯れたあとのケア」がものすごく大事だと思うようになりました。

──たとえばどういうことを実践されていますか?

武内:仕事がないときは、なるべく喉を休めるようにしています。たとえば喉の調子が悪い日に買い物に行くときはiPadを持っていって、店員さんに画面を見せながら筆談で「これください」と伝えたりもします。ちょっと気まずいですが(笑)、それくらいは全然やりますね。それから咳も極力我慢します。喉にものすごく負担がかかるので、唾液が絡んでもむやみに咳払いしないようにしたり、そういう細かいことの積み重ねが大切だと感じています。

──そこまで徹底されているとは驚きです。そうした積み重ねが武内さんの幅広い演技や、本日おっしゃっていた演技へのこだわりにつながっているのだと感じました。

武内:とんでもないです。ありがとうございます。

■放送情報
TVアニメ『ガチアクタ』
CBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠ほかにて、毎週日曜23時30分~放送
キャスト:市川蒼(ルド役)、小西克幸(エンジン役)、松岡禎丞(ザンカ役)、花守ゆみり(リヨウ役)、武内駿輔(ゾディル役)ほか
原作:『ガチアクタ』(講談社『週刊少年マガジン』連載中)
原作者:裏那圭
graffiti design:晏童秀吉
監督:菅沼芙実彦
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
音楽:岩﨑琢
プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ
アニメーション制作:ボンズフィルム
©裏那圭・晏童秀吉・講談社/「ガチアクタ」製作委員会
公式サイト:https://gachiakuta-anime.com/
公式X(旧Twitter):@gachiakuta_PR(https://x.com/gachiakuta_PR)
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<応募締切>
9月21日(日)

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