Vシネマ版『呪怨』舞台挨拶付先行上映、7月27日開催決定 清水崇監督、柳憂怜ら登壇

 8月8日より公開される映画『呪怨〈4K:Vシネマ版〉』の舞台挨拶付先行上映が、7月27日に新宿バルト9にて開催されることが決定した。

 本作は、劇場版、ハリウッドリメイク、ゲーム化、ノベライズ、コミック化……など一大ムーブメントの起点となった『呪怨』のVシネマ作品。リリース当初こそ大きなセールスを記録することもなくレンタルビデオ店の棚にVHSホラー作品としてひっそり置かれていたが、口コミによって人気が広がっていった。

 制作から25年を経ての初となる正式な劇場公開に際し、映像、音声ともに、監督・脚本の清水による完全監修が実現。映像ではVHSレンタルが主流の時代に制作されたマスターを、最新の技術「RS+」を使用することで、高解像・高精細映像化した4Kマスターに変換し、ブラウン管のモニターでの鑑賞が前提のオリジナルの素材を、スクリーン鑑賞に適したアップグレード化。音声ではオリジナルのステレオ音源を、サラウンドによる演出効果を加えた5.1chへと進化させた。

 7月27日は、劇中に登場する“白い男の子”=トシオくん(佐伯俊雄)の誕生日。映像を4Kリマスター化する過程で、このVシネマ版では、劇中に登場する書類に7月27日と記載されていることが判明した。

 7月27日が俊雄の誕生日であることを正式に宣言するため、最速で〈4K:Vシネマ版〉を観ることのできる上映イベントを実施。当日は本作の監督・脚本を務めた清水崇をはじめ、 佐伯伽椰子から思慕の念を寄せられる小学校教師・小林俊介を演じた柳憂怜(当時:柳ユーレイ)、佐伯家だった家でその後暮らしている村上家の長女・村上柑菜役の三輪明日美、その家庭教師として面倒を見ていた従妹の由紀役の三輪ひとみ、柑菜の母親・村上典子役の吉行由実、伽椰子の夫・佐伯剛雄役の松山鷹志、佐伯家が暮らした家に不穏な空気を感じる鈴木響子役の大家由祐子、その家の新たな入居者である北田良美役の藤井かほり、そしてVシネマ版伽椰子役を皮切りに、劇場版、ハリウッド版など計6作品で佐伯伽椰子を演じた藤貴子が登壇する。

 当日は『呪怨〈4K:Vシネマ版〉』 上映後にトークショー を実施。チケットはぴあプレリザーブにて7月14日まで先行抽選予約受付を実施している。

■公開情報
『呪怨〈4K:Vシネマ版〉』
8月8日(金)より新宿バルト9ほかにて公開
出演:柳ユーレイ(現・柳憂怜)、栗山千明、三輪ひとみ、三輪明日美、藤貴子、吉行由実、松山鷹志、洞口依子
監督・脚本:清水崇
2000年/日本/70分/5.1ch/スタンダード/カラー/DCP/映倫:G

『呪怨2〈4K:Vシネマ版〉』
8月8日(金)より新宿バルト9ほかにて公開
出演:大家由祐子、芦川誠、藤井かほり、斎藤繭子、藤貴子、でんでん、諏訪太朗、ダンカン
監督・脚本:清水崇
2000年/日本/76分/5.1ch/スタンダード/カラー/DCP/映倫:G

配給:東映ビデオ
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公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/juon4k/
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