山口馬木也、『豊臣兄弟!』で5作目の大河出演 演じる柴田勝家は「本当に魅力的な人物」

 2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に山口馬木也が出演することが決定した。

 本作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の波乱万丈の生涯を描いた物語。主人公・木下小一郎(豊臣秀長)を仲野太賀が演じ、脚本を『半沢直樹』(TBS系)、『おちょやん』(NHK総合)などの八津弘幸が担当する。

 そのほか、秀長の兄・木下藤吉郎(豊臣秀吉)を池松壮亮、小一郎の幼なじみであり“初恋のひと”直を永野芽郁、小一郎の正妻・慶を吉岡里帆、藤吉郎の妻・寧々を浜辺美波、織田信長役を小栗旬、信長の妹・お市役を宮﨑あおい、徳川家康役を松下洸平、明智光秀を要潤、前田利家を大東駿介、浅井長政を中島歩が演じることが発表されている。

 山口が演じるのは、織田信長の重臣の一人・柴田勝家。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎(秀長)と藤吉郎(秀吉)にとっては怖くて苦手な存在。やがて2人が出世を果たすと、あからさまに毛嫌いするようになる。信長亡きあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ケ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。

 本作が5作目の大河ドラマ出演となる山口は、「大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の1人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます」とコメントを寄せている。

山口馬木也(柴田勝家役)コメント

演じる人物の印象

「鬼柴田」、「かかれ柴田」など数々の異名を持つ勇猛果敢な武士、その一方で部下からは親父殿と慕われ忠義も果たす。本当に魅力的な人物だと思います。

オファーを受けたときの気持ち

大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の1人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます。

大河ドラマへの思い

大河ドラマに出演すると、母親が喜んでくれるんです。毎年本当に楽しみにしてます。勿論それだけではありません。脚本、演出、美術、そのどれをとっても素晴らしい。その中に役として存在してみたいと多くの俳優は思うと思います。僕もその中の1人です。賤ヶ岳の戦などのシーンが描かれることがあれば、その時は、勝家の全てを刀に宿すことが出来るようにしたいですし、その時何を思うのかを楽しみにしてます。

八津弘幸作品について

数々の名作の産みの親である八津先生の作品、ストーリーが素晴らしいのは勿論ですが、それを描いていくキャラクターが素晴らしいと思います。八津先生が勝家をどう描いて下さるのか楽しみですし、それに真っ直ぐに向き合いたいと思います。

共演者について

『鎌倉殿の13人』でご一緒した小栗さんとは、以前にも共演させて頂いた事がありますし、名も実もある方なので忠義を果たすという心持ちにおいては何も心配はしていません。信長を描くには勝家は絶対に必要な人物、心して演じたいと思います。

■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、2026年放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬
演出:渡邊良雄

関連記事