大島優子、小芝風花とは「シンクロすることが多い」 撮影で感じた身体の変化を語る

 小芝風花主演の土ドラ9『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』(日本テレビ系)が現在放送中。完全オリジナルストーリーとなる本作は、遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマ。そんな本作で、小芝演じる三田桜の相棒・月本真を演じる大島優子にインタビュー。共演者との関わり方や、月本の過去にフォーカスされたエピソードを中心に話を聞いた。

「(小芝)風花からは『優子姉やん』って呼ばれてます」

ーー本作の魅力を教えてください。

大島優子(以下、大島):舞台となっている身元不明人相談室の仕事って、本来辛いことも多い仕事なんだと思います。毎回ご遺族に『あなたの家族が実は亡くなっていて、この方で間違いないですか?』って目の前で話を聞くって…。実際にある部署をモデルにしていると聞いたときには「どういう心持ちでいるんだろう」と思いました。でも、ご遺体を大切な人の元に帰すのが仕事で、それが生きていた証になり、救われる人がいて、あたたかいドラマだなって思っていただけたら嬉しいです。その一方で、相談室は警察の固いイメージではなくて、まるで学校の職員室のようなテンションなので、そこで和やかな癒されるドラマになっているところも魅力だと思います。

ーー大島さん演じる月本真の共感ポイントは?

大島:実は台本読みの時に「そのまま演じていただければ、それでいいです」とプロデューサーや監督から言われたんです。でも、月本真は「クールで冷静沈着」と紹介されていたので「そうかな……?」と思ったんですよね。でも、実際に演じてみたら「私ってクールなのかも」と思いました。ロートーンな感じとか、ドライな部分があるところとか、共感できるなと思ったんです。

ーーバディ役の小芝風花さんとは、お互いのことはなんと呼び合っていますか?

大島:私は「風花」って呼んでいて、風花からは「優子姉やん」って呼ばれてます。

ーー一緒に撮影して感じた印象も教えてください。

大島:撮影が始まって2カ月半経つんですけど、すごく波長が合うなと感じています。シンクロすることが多いんですよね。先日も番宣で情報番組に出演したのですが、音楽に乗るタイミングと動きが一緒でビックリしました! 一緒のことをやっていることが多いので、自然とバディ感が出ていると思います。

ーー撮影中にリンクしていると感じたことはありますか?

大島:山で撮影した時、2人ともずっこけていました。風花は雨で地面が濡れていたので転んでいましたし、私は足がもつれてしまってケラケラ笑い合っていましたね(笑)。かつてのように動ける大島優子はいないんだなと思いました。この日に限らず、何かあるごとに目を合わせて笑っています。

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