デヴィッド・ダストマルチャン主演の“追体験ホラー” 『悪魔と夜ふかし』10月4日公開決定

 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが主演を務めたホラー映画『Late Night With The Devil(原題)』が、『悪魔と夜ふかし』の邦題で10月4日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国順次ロードショーされることが決定した。

 本作は、深夜トークバラエティ番組の司会者が人気低迷を挽回するため、“悪魔”を生出演させようとする“追体験ホラー”。 オーストラリアのコリン&キャメロン・ケアンズ兄弟が監督を務めた。主演のダストマルチャンは、愛嬌と狂気が同居する複雑なキャラクターの司会者・ジャックを演じた。

 1977年10月31日。視聴率調査週間にあたるこの日、放送局UBCの深夜のトークバラエティ番組『ナイト・オウルズ』では、司会者ジャック(デヴィッド・ダストマルチャン)が生放送のオカルトライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露される中、目玉企画としてルポルタージュ『悪魔との対話』著者のジューン博士と本のモデルとなった悪魔が憑くという少女リリーが登場。視聴率獲得に必死のジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論むが……。

映画『悪魔と夜ふかし』本予告

 あわせて予告編とポスタービジュアルも公開。予告編は、番組のオープニング、霊能力者と観客とのやり取り、それをニセモノだと声高に指摘する元魔術師など、生放送のオカルト番組らしいシーンから始まる。そして、メインゲスト『悪魔との対話』の著者ジューン博士とモデルの少女リリーが登場。一見かわいらしい様子のリリーだが、ジューン博士の手助けのもと、“悪魔の生出演”を実現させるという。ジャックや観客が見守る中恐ろしい形相に変貌し、まるで悪魔のように声も低くなったリリーの姿にスタジオは騒然。悪魔が憑依した少女による超常現象が次々と起こる中、司会者のジャックは生放送をどう乗り切るのか。そして、悪魔から放たれた「久しぶりだな、ジャック」の言葉の意味とは。

 なお、不気味な声色の予告編のナレーションは、アニメ『チェンソーマン』『怪獣8号』などで声優を務め、ホラー映画好きを公言しているファイルーズあいが担当している。

 ポスタービジュアルには、番組の司会を務めるジャックが、不気味な様子の観客の前に立ち、無表情でこちらを見つめる姿が捉えられている。さらに、司会としてショーを盛り上げるトーク中のジャックと、そのトークを聞いているジューン博士、そしてジャックを見もせず強い眼差しでカメラを見つめるリリーなど、不穏な生放送の様子を写した場面写真も公開された。

■公開情報
『悪魔と夜ふかし』
10月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次ロードショー
出演:デヴィッド・ダストマルチャン、ローラ・ゴードン、フェイザル・バジ、イアン・ブリス、イングリット・トレリ、リース・アウテーリ
監督・脚本・編集:コリン・ケアンズ、キャメロン・ケアンズ
配給:ギャガ
オーストラリア/カラー/ビスタ/5.1ch/93 分/原題:Late Night With The Devil/字幕翻訳:佐藤恵子/PG-12
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