小松菜奈×松田龍平『わたくしどもは。』5月31日公開決定　本予告＆ポスタービジュアルも

　小松菜奈と松田龍平がW主演を務める映画『わたくしどもは。』の公開日が5月31日に決定し、あわせて本予告とポスタービジュアルが公開された。

　本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、「Biennale College Cinema 2018-2019」において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた 企画を映画化したもの。監督と脚本を務めた短編『終点、お化け煙突まえ。』（2013年）で、第18回釜山国際映画祭の短編コンペ部門出品、第8回JOGJANETPAC Asian Film Festival短編部門でグランプリを受賞した富名哲也が監督を務め、佐渡島を舞台に、記憶を失った2人の謎めいた過去と運命を描く。第36回東京国際映画祭ではコンペティション部門に選出された。

　公開された本予告は、「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」という台詞から始まる。名前も過去も覚えていない女（小松菜奈）の目が覚めると、清掃員のキイ（大竹しのぶ）に声をかけられ、家へ運ばれる。そこにはアカ、クロと名乗る少女が暮らしており、 名前のない女に少女たちは「ミドリ」と名付ける。ある日、構内で暮らす男（松田龍平）と出会うと、彼もまた、名前も、過去の記憶がないという。しかし、男は「あなたの声に聞き覚えがあるんです」と打ち明け、ふたりは言葉を重ねる。そしてミドリは、彼を「アオ」と名付ける。予告編では、野田洋次郎による劇中音楽も使用されている。

　ポスタービジュアルでは、ミドリとアオがトンネルに横たわり、どこか遠くを見つめる象徴的な表情が写し出されている。 

■公開情報
『わたくしどもは。』
5月31日（金）より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演：小松菜奈、松田龍平、片岡千之助、石橋静河、内田也哉子、森山開次、辰巳満次郎、田中泯、大竹しのぶ
音楽：野田洋次郎
監督・脚本・編集：富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング：畠中美奈
製作・配給：テツヤトミナフィルム
2023年／日本／101分／カラー／スタンダード／5.1ch
©2023 テツヤトミナフィルム
公式サイト：watakushidomowa.com
公式X（旧Twitter）：@watakushidomowa