永瀬廉、『厨房のありす』現場は「ピリピリしてる」と“嘘”発言 門脇麦「一番緊張感ない」

 ありすの幼なじみで最強の元ヤン、第3子を妊娠中の明るくしっかり者な女性・三ツ沢和紗を演じる前田は「私の役は、ミステリー要素ゼロです」と宣言。「演じていて思うのが、みんなありすが大好きなんですよね。その中で、和紗は“ありすのお勝手”に来ていただいた皆さんに、ありすの良さを伝えられるような架け橋のような役割を担わせていただいているかなと思うので、安心して観ていただければと思います」と続けた。

 ありすの過去を知っている大手製薬会社・五條製薬CEOの娘、新薬の開発に情熱を注ぐ創薬化学者・五條蒔子を演じる木村は、「みなさんが温かくて素朴なごはんを食べている中で、フォアグラにワインとかすごい食事を食べているような役です。全然違う世界を生きているような私がどうやって、皆さんの世界に交わっていくのか、ミステリーに繋がるのか。ほのぼのに浸っていると、ミステリー要素を見逃してしまうと思うので、ぜひ見逃さずに観ていただけるといいなと思っています」と意気込み。「早くそちらのお家に行きたいですけどね」と付け加えた。

 第1話の見どころについて、門脇は「それぞれのキャラクターの魅力だったり、ありすの特性だったりが見どころになるんじゃないかと思います」と答え、永瀬は「角煮が美味しそうなので、ぜひ見ていただければと思います」と話した。

 撮影現場の雰囲気を問われると「ずっとピリピリしています」と永瀬。これには一同爆笑。大森からは「なんでそういう嘘つくの? そのボケはいつまで続くの?」と、門脇からは「一番緊張感ないよ」とツッコまれ、「誰かにきちんとツッコまれるまで続けようかなと」と笑ってみせた。

 和やかなムードで進んだ会見の最後で永瀬は「個性豊かでかわいらしくて愛おしいキャラクターたちですので、どのように成長し、変化していくのか。ミステリーの部分も皆様の中で考えつつ、楽しんでいただけたらなと思います。お楽しみに!」と挨拶。

 門脇は「昨今、カテゴライズが進んでいく中で、不器用な愛すべき登場人物たちが、人を理解しようと努力すること、他者と向き合い、寄り添い合い、支え合い生きていくことで頭と心をいっぱい使っています。そんな物語を通して、人と人とがかかわっていくことって、そういう日々の努力、1個1個の積み重ねなんだなと演じている私自身痛感しています。そういうハートフルなところと、ミステリー好きな人にはたまらないミステリー要素のギャップ。おいしいごはんを見てほっこりして、ミステリーにハラハラして、楽しんでいただけるよう一生懸命撮影してまいりますので楽しんでいただけたらと思います」と締めくくり会見は終了した。

■放送情報
『厨房のありす』
日本テレビ系にて、1月21日(日)スタート 毎週日曜22:30~23:25放送
出演:門脇麦、永瀬廉、前田敦子、大東俊介、北大路欣也(特別出演)、皆川猿時、萩原聖人、木村多江、大森南朋
脚本:玉田真也
音楽:横山克
演出:佐久間紀佳、鈴木勇馬
プロデューサー:鈴間広枝、諸田景子、松山雅則
チーフプロデューサー:三上絵里子
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
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