『幽☆遊☆白書』に続き実写化するなら? 『HUNTER×HUNTER』キャスティングを妄想

 そのほかの脇役については、たとえばハンター試験で強烈な存在感を発揮する“新人つぶし”のトンパとして、お笑いトリオ、ハナコの岡部大を推したくなる。岡部は2022年のドラマ初主演に続き、『どうする家康』(NHK総合)で大河ドラマデビューまで果たしており、最近役者としての評価がうなぎのぼり中だ。

 作者の冨樫はお笑い好きとして知られているため、そうした意味でも岡部はトンパ役にうってつけだと思われる。なお、ハライチの岩井勇気は前々から自分が「幻影旅団」のフェイタンのモデルではないかと嘯いていたが、実写化はその言葉を真実にするチャンスかもしれない……。

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 冨樫の趣味を考慮するなら、平手友梨奈を、「幻影旅団」のクロロやマチとして抜擢するというキャスティングも考えたくなる。冨樫は熱烈なアイドルファンとして知られ、とくに欅坂46(現・櫻坂46)「サイレントマジョリティー」などの楽曲名を作中に引用してきたほどの情熱をもつ。

 また冨樫は同時に日向坂46も推しているが、最近同グループでは現役メンバーや卒業メンバーが役者業で頭角を現している。そこから想像するなら、齊藤京子や渡邉美穂、影山優佳などが、ネオン=ノストラード、シズク、パクノダといった女性キャラに抜擢される未来を見てみたい気もする。

 実写ドラマ版『HUNTER×HUNTER』については、今のところ妄想の範疇だが、今後どうなるかは誰にも分からない。キャスティングはともかく、まずは企画が動き出すことに期待したい。

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