高良健吾×大東駿介×石田卓也が街の“不条理”と向き合う 『罪と悪』本予告&ビジュアル公開

 2024年2月2日に公開される高良健吾主演映画『罪と悪』の本予告と本ビジュアルが公開された。

 本作は、罪の真実と正義の在り方を問うノワールミステリー。ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の少年たちのうち1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。22年間の沈黙を経て罪を背負った幼なじみ3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた少年が殺される。さびれた町で、一体何が起こっているのか。

 主演を務めるのは、2006年に『ハリヨの夏』でデビュー以来、数多くの話題作に出演している高良。荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営する社長・春を演じる。また、春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼なじみで、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる晃役で大東駿介、家業の農業を継ぎ、現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている朔役で石田卓也が出演する。

 井筒和幸作品を中心に、岩井俊二、武正晴、廣木隆一らの作品の助監督を経て、完全オリジナルの脚本の本作が初監督となる齊藤勇起が監督・脚本を務めた。

映画『罪と悪』本予告 [2.2 Fri]

 公開された本予告は、春(高良健吾)、晃(大東駿介)、朔(石田卓也)、3人の友情を奪った20年前の未解決事件が重なり合うシーンから始まり、それぞれの立場から事件に関わっていく様子が描かれる。晃に掴みかかる警察署の先輩刑事・佐藤(椎名桔平)、街を牛耳る白山會の会長・笠原(佐藤浩市)、白山會の傘下である清水組の組長・清水(村上淳)の姿も確認することができる。

 本ビジュアルでは、苦悶する表情の春、晃、朔3人の表情がひとつの炎に包まれている様子が描かれている。

■公開情報
『罪と悪』
2024年2月2日(金)公開
出演:高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳、佐藤浩市(特別出演)、椎名桔平
監督・脚本:齊藤勇起
製作プロダクション:ザフール
配給:ナカチカピクチャーズ
©2023「罪と悪」製作委員会
公式サイト:tsumitoaku-movie.com
公式X(旧Twitter):@tsumitoaku_mov

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