『劇場版 君と世界が終わる日に』に板垣李光人、黒羽麻璃央ら出演 メイキング映像も

 竹内涼真が主演を務める『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の追加キャストとして、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央の出演が発表された。

 2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした『君と世界が終わる日に』。ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々のサバイバルと人間ドラマを描く本シリーズは、地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。その後も、Season2〜4までが動画配信サービスHuluにて独占配信。Huluオリジナルドラマとして初の映画化となる本作では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いが描かれる。

 監督を務めたのは、映画『ブラック校則』や『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)などを手がけてきた菅原伸太郎。主演の竹内が出演していたドラマ『下町ロケット』(TBS系)や『半沢直樹』(TBS系)、映画『七つの会議』などの丑尾健太郎が脚本を手がけた。

 日本は、突如として“ゴーレム(=ゾンビ)”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された。間宮(竹内涼真)は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美(中条あやみ)を守るため、そこで出会う仲間たちと前を向きながら戦ってきた。死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だったが、Season3では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまうという衝撃の展開を迎える。来美の死の間際、2人の間にたったひとりの愛娘・ミライが産まれるも、何者かに奪われ連れ去られてしまう。ミライを探し、絶望の淵を彷徨い続ける響。滅びゆく世界で闇落ちしていく響にたった一つ残された希望は、“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市だった。そこには特権階級が区分けされた2棟の高層タワーがそびえ立ち、一方は上層階級の人々が住むタワー。そして、もう一方の“研究タワー”最上階では人類の存亡をかけたゴーレムウィルスに対するワクチン(治療薬)の開発が行われていた。そこには、響の最愛の娘であり、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていたのだった。ミライを救うため、響は研究タワーを登ろうとするが、そこには想像を絶する数々の試練が待ち受けていたーー。

 響や大和が辿り着いたスラム街となっている地下街で物品を売りながら生活をし、大和へ甘い言葉で近づく地下の悪党・天城ジン役を演じるのは、『silent』(フジテレビ系)や大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)の板垣。

 家族の分の食料を調達するべく外の世界へ出るため、ワクチンを求める心優しい地下街の住人・藤丸礼司役には、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)に出演し、初主演映画『ハピネス』の公開も控えている窪塚が決定。

 あらゆる方面から情報を集め、響を捕らえた地下の悪党たちの情報屋・松山寿人役は、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)に出演し、ドラマ『下剋上球児』(TBS)の出演も控え、本作で映画初出演を果たした橘が演じる。

 地下街の住人をまとめている悪党のリーダー・加地裕也役は、ミュージカル俳優としても活躍する黒羽が担当する。

【メイキングPV】『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』|2024年1月26日(金)公開

 あわせてメイキングPVも公開。ワイヤーアクションや窓ガラスへの飛び込みなどを行う竹内の姿をはじめ、新キャストの板垣、窪塚、橘、黒羽らの体を張ったアクションが映し出されている。また、「全員でいい作品にしましょう!」と、座長・竹内が現場を鼓舞し引っ張る様子も確認できる。

 今作への出演に際し、板垣は「自分自身も新しいことに挑むのが好きなので、挑戦的なこの作品に加わることができて光栄です」と喜びを語った。窪塚は「藤丸礼司は、怖がりで弱気な人間ですが、内に秘めている信念は、誰よりも強いと感じ、その気持ちを壊さずに大切に演じました」と意気込み、今作で映画初出演を果たす橘は「イメージしていたことが何もできなくて悩んでいた時に、主演の竹内さんをはじめとするキャスト・スタッフの皆さんが緊張をほぐしてくださったり、提案してくださったことがきっかけで、自分の殻を破ることができました」とコメント。黒羽は「既に出来上がった座組の雰囲気は居心地がよく、楽しくアグレッシブに撮影に参加させていただけました。特に竹内座長のみんなを引っ張っていく姿、作品を背負う背中を現場では尊敬と憧れの眼差しを送っていた事は内緒です」とコメントを寄せた。

コメント

鈴木亜希乃(プロデューサー)

きみセカの魅力のひとつに、“闘う男たち”があります。しかも、とびっきりのイイ男たちが集まるのが、きみセカです。今回の劇場版は、「きみセカ史上最高のイイ男たち」と言っても過言ではないメンバーが集まってくれました。竹内涼真さん、高橋文哉さんに加え、変幻自在の小悪魔・板垣李光人さん、クールだけどあどけない窪塚愛流さん、衣装メイクで個性爆発の橘優輝さん、そして、大人の魅力溢れるダンディ&セクシーな黒羽麻璃央さん……イイ男が大集合です! 彼らがどんな風にぶつかり、どんな風に死闘を繰り広げるのか、是非劇場でチェックしてもらいたいです。撮影裏ではめちゃくちゃ仲良しだった皆さんの様子も、今後SNSで注目してみてください!

板垣李光人(天城ジン役)

この作品のSeason1放送時、ゾンビものをテレビドラマとしてつくる、というところが攻めてるなと思い観ていました。自分自身も新しいことに挑むのが好きなので、挑戦的なこの作品に加わることができて光栄です。竹内さんがつくってくださった素敵な雰囲気の中、一同切磋琢磨し熱くつくりあげた今回の劇場版。また新たな個性的で面白いキャラクターたちが加わり、見応えのある作品になってると思いますので、是非劇場でご覧ください。

窪塚愛流(藤丸礼司役)

「君と世界が終わる日に」は、以前から見ていた作品だったので劇場版に出演出来ることは、心から嬉しい気持ちでした。僕が演じさせて頂いた藤丸礼司は、怖がりで弱気な人間ですが、内に秘めている信念は、誰よりも強いと感じ、その気持ちを壊さずに大切に演じました。キャスト・スタッフの皆さんと魂を込めて作り上げた作品ですので是非ご覧頂きたいです。

橘優輝(松山寿人役)

今まで視聴者として「きみセカ」を観ていたので、シリーズの集大成となるファイナルプロジェクトに参加できると聞いたときは、本当に嬉しかったです。僕がまだ現場の雰囲気に慣れず、頭でイメージしていたことが何もできなくて悩んでいた時に、主演の竹内さんをはじめとするキャストの皆さんや、スタッフの皆さんが緊張をほぐしてくださったり、こうすればいいんじゃないかと提案してくださったことがきっかけで、自分の殻を破ることができ、思い出深い作品となりました。今回演じさせていただいた松山は、地下の悪党なのですが、見た目に反して臆病な性格の持ち主です。そんな松山がワクチンを手に入れるために自ら危険を犯し、生死を賭けて塔を登る姿にぜひ注目していただきたいです。

黒羽麻璃央(加地裕也役)

劇場版『君と世界が終わる日に』に加地裕也役で出演させていただきます。これまで長い年月をかけて作りあげてきたこの世界に今回参加できたことを嬉しく思います。既に出来上がった座組の雰囲気は居心地がよく、楽しくアグレッシブに撮影に参加させていただけました。特に竹内座長のみんなを引っ張っていく姿、作品を背負う背中を間近で見て感動しました。現場では尊敬と憧れの眼差しを送っていた事は内緒です。この劇場版も多くのきみセカファンの皆様に愛して頂ける作品になってもらえたら嬉しいです。

■公開情報
『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
2024年1月26日(金)より公開
出演:竹内涼真、高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央
監督:菅原伸太郎
脚本:丑尾健太郎
配給:東宝
製作プロダクション:日テレ、アックスオン
©︎2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
公式サイト: https://kimiseka-final.jp
公式X(旧 Twitter):@kimiseka_ntv
公式Instagram:@kimiseka_ntv
公式Tiktok:@kimiseka_hulu

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