キム・テヒらが“理想的な家”を語る Huluプレミア『庭のある家』インタビュー映像公開
8月11日より配信されるHuluプレミア『庭のある家』のキャストインタビュー映像が公開された。
本作は、『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』でヴィランを演じたイム・ジヨンと、本作が3年ぶりのドラマ復帰作となるキム・テヒが共演することで、韓国での放送前に世界190カ国で展開されることが決まったサスペンススリラー。
公開されたインタビュー映像では、現場での秘蔵エピソードやキャストが思い描く“理想の家”などが語られている。キム・テヒは「(ジュランは)自分の気持ちをはっきり表現しない人物で、セリフが少ないので心理状態の把握が難しかった」と初めてストーリーを読んだ時の感想を告白。そして「今作はスリラーですが、恐怖を感じさせるというより、人の心理にスポットを当てたドラマです。そのためジュランの心理を理解するよう努め、それをどう表現すべきか考えました」とジュランらしさを追求した役作りについて明かした。
イム・ジヨンは「2話までの台本を読んだ時点で続きが気になってしまい、正式オファーの前に原作を読み終えました。一気に読みながら、自分にぴったりの役だと思いました」と役者としてこの作品に挑戦したいという気持ちが芽生えたとコメント。サンウン役については、「サンウンほど悲惨でどん底の生活を送り続けた人は、必然的にやさぐれた雰囲気を醸してしまうと思うんです。だから、表現力豊かな人物を演じる時よりも、台本の行間を読み解くよう心掛けました」と演技をする上で気を付けたことを語った。
ジュランの夫で医師であるパク・ジェホを演じたキム・ソンオは、役の魅力について「彼が善人なのか悪人なのかは重要ではない」と語り、今までの暮らしや家族を守るために行動するジェホに視聴者も共感できる点があることを述べた。
サンウンに暴力を振るうDV夫ユンボムを演じたチェ・ジェリムは「予告からもわかるように僕はすぐ死にます。だから生きている間はドラマの歯車としての役割を全うしました。ユンボムという人物を演じる上で心掛けたのは、どうして彼はこれほどまでに非道で利己的なのかを探ることです」と役柄について語った。
一方、シリアスな本編とは対照的に、撮影現場は終始和やかな雰囲気に包まれていたそう。キム・ソンオによると、撮影中の現場では休憩中にキャストやスタッフのみんなで楽しめるように卓球台が置かれており、時にはコーヒーやアイスクリームを賭けて勝負を楽しんだとのこと。現場の雰囲気についてキム・テヒは「サスペンス・スリラーなのに明るい雰囲気の撮影現場でした。特に過去のシーンを撮影した時が印象深かったです。私がある殺人事件の現場を目撃するシーンで、しっかり気持ちを作ってからスタジオ入りしました。でも、そのスタジオにワインバーのような音楽が流れていたんです。スタッフも血のりまみれで仕事をしているのに、監督は本編とは違う雰囲気の音楽を流してました(笑)。メロウな曲が多くてジャズが流れていたことも。みんなに耳なじみのある懐かしのK-POPとか」と裏話を明かす。精神的に大きな負荷がかかるシーンでもリラックスして撮影に臨むことができたと語った。
さらに、イム・ジヨンの自宅ではドラマさながらの“異変”が。本作にちなみ「最近何か発見したり驚いたりしたこと」について聞かれると、イム・ジヨンは「昨日の話なのですが、家で『ジージー』という音が聞こえて、何かと思いました。ドラマの中で死臭が漂ってきた時のように怖くて。制作発表会に備えて早く寝たかったのに寝られなくて……。結局音の出どころはわからずじまいでした。だから早く帰って調べなきゃ」と家から聞こえてきた“謎の音”について言及。身近で起こったドラマさながらの異変について語った。
キム・ソンオは「自分で建てている家に問題が起きたんです。最近続いた雨で雨漏りがしていたので、屋根に上り原因を調べました。瓦を外して内側を見たら、(手で円を作って)こんな大きな穴が開いていました」と驚きのエピソードを披露。さらに“理想的な家”について尋ねると、キム・ソンオは「理想的なのは雨漏りせず……冬暖かくて、夏涼しくて丈夫な家です」と、屋根に穴が開いていたエピソードに被せて回答し、他のキャストたちの笑いを誘った。
キム・テヒは、常に疑い深く自分さえ信じられないジュランのキャラクターについて触れながら「お互いを100%信じられて、いつでも味方になってくれる人がいる家庭です。それが私にとっても理想的な家庭かなと思います」と明かし、イム・ジヨンも「サンウンは家に帰れない女性でした。帰るたびに夫からのDVが繰り返されることが怖くて、玄関の前で立ちすくむシーンが印象的です。なので早く帰りたくなるようなぬくもりがある、安らぎをくれる家が理想的です」と話している。
そして、チェ・ジェリムは「外でどんなことがあろうが、社会で何があろうが、どんな悩みがあろうが、帰ればホッとできる場所、リラックスして自分らしくいられる安息地、それが理想的な家です」と答えた。
最後にキム・テヒが「素晴らしい台本と優れたキャスト・スタッフが結集して作り上げた作品です。上質なサスペンス・スリラーをお楽しみください。新しいジャンルの斬新なストーリーに没入したい方にオススメです。ひとたび見始めれば、ハラハラドキドキの展開から目が離せないはず」とアピールした。
なお、第1話は8月12日の25時25分から日本テレビにて放送される『&Hulu』でもオンエアされる。
■配信情報
Huluプレミア『庭のある家』
Huluにて、8月11日(金)より一挙独占配信
出演:キム・テヒ、イム・ジヨン、キム・ソンオ、チェ・ジェリム
監督:チョン・ジヒョン
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