『ソウルに帰る』韓国版ポスター6種公開 『はちどり』のATNINE FILMが制作

 8月11日に公開される『ソウルに帰る』の韓国版ポスターが公開された。

 本作は、韓国で生まれ、フランスで養子縁組されて育った25歳のフレディが初めて母国に戻り、友人の力を借りて実の両親を探し始める物語。監督を務めたのは、カンボジアの首都プノンペンを舞台に青春群像を描いた初長編劇映画『ダイアモンド・アイランド』でカンヌ映画祭批評家週間のSACD賞を受賞した、カンボジア系フランス人のダヴィ・シュー。長編2本目となる本作の脚本は、友人の経験に着想を得たという。

 主人公のフレディを演じたのは、本作が映画初出演となったパク・ジミン。突如目の前に現れた娘と向き合うことになる父親役は、『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』などパク・チャヌク監督作品の常連俳優として知られるオ・グァンロクが務めた。そのほか『愛の不時着』のキム・ソニョン、小説『砂漠が街に入り込んだ日』の作者のグカ・ハンらが出演している。

 公開された6種類の韓国版ポスターは、韓国で『はちどり』や『Mommy/マミー』を配給したATNINE FILMが韓国公開時に手がけたもの。それぞれに“WHO”、“WHERE”、“WHY”と名付けられた一連のビジュアルでは、本作を読み解くためのキーワードが隠されている。

 “WHO”バージョンのポスターは、反抗的なフレディの姿とともに「FREDDIE」という名前と「연희(ヨンヒ)」という韓国の名前が書かれており、養子縁組の書類番号、幼少期の生母と撮った写真と調和している。

 “WHERE”バージョンのポスターは、ソウル行きの飛行機のチケットと一緒にどこかに向かっているフレディの姿が切り取られている。

 “WHY”バージョンのポスターは、別ポスターでも使用された生物学的な父とのぎこちない記念写真と一緒に、誰かと会って涙を流すフレディの姿が切り取られている。そのほかのポスターでは、メイキングスチールとともにソウルの夜の街に溶け込むフレディの姿が切り取られている。

■公開情報
『ソウルに帰る』
8月11日(金)より、 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国順次公開
監督・脚本:ダヴィ・シュー
撮影:トーマス・ファヴェル
編集:ドゥニア・シチョフ
出演:パク・ジミン、オ・グァンロク、キム・ソニョン、グカ・ハン、ヨアン・ジマー、ルイ=ド・ドゥ・ランクザンほか
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
配給:イーニッド・フィルム
2022年/フランス、ドイツ、ベルギー、カンボジア、カタール/119分/1:1.85/カラー/字幕翻訳:橋本裕充/原題:All The People Iʼll Never Be
©AURORA FILMS/VANDERTASTIC/FRAKAS PRODUCRIONS/2022
公式サイト:https://enidfilms.jp/returntoseoul
公式Twitter:https://twitter.com/returntoseouljp

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