森崎ウィン、『どうする家康』徳川秀忠役で大河初出演 「松本さんの背中を見て」

 毎週日曜日に放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に森崎ウィンが出演することが決定した。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 大河初出演となる森崎が演じるのは、家康(松本潤)と於愛(広瀬アリス)の間に生まれ、信康(細田佳央太)亡き後、両親のもとで嫡男として大切に育てられた徳川秀忠(幼名・長丸)。関ケ原に遅れてきた二代将軍でもあり、母に似て大らかな性格をしているが、家康にとっては物足らないところも。

森崎ウィン(徳川秀忠役)コメント

演じる人物の印象について

当時の戦国武将の中でも秀忠は比較的柔らかくて、家臣からの信頼も厚い人だったのではないかと思います。しかし武将としては力強さに欠ける部分もあるのかなというイメージです。今回途中から参加するということもあり、ストーリー的にだんだん空気が重くなっていると思うのですが、秀忠が登場することで一瞬ふっと雰囲気が明るくなればいいなと思います。秀忠は僕と近いところがあるのかなと勝手に親近感が湧いているので、僕の中に秘めている明るさだったりを役を通して出していけたらいいなと思っております。

これまで大河に持っていた印象について

10歳の時にミャンマーから日本に来て、そこで初めて「大河ドラマ」を知りました。ミャンマーにも時代劇というものはあったので、日本でも時代劇は人気なんだという印象を持ちました。それから芸能界に入り、大河ドラマの凄さや偉大さ、豪華俳優陣が集結して、大作を作り上げるものなんだと知り、いつしか大河ドラマに出演するというのが自分の目標のひとつになっていました。今回初めて大河ドラマに出演し、実在した人物を演じるので責任感も大きいですが、このお話をいただけたことは純粋に嬉しいですし、これからの撮影が非常に楽しみです。

古沢作品で好きな作品について

『コンフィデンスマンJP』シリーズが大好きですね。奇想天外な物語の運び方、出てくるひとりひとりのキャラクターの濃さ、絶妙なコメディータッチの所が観ていて本当にワクワクしますね。ですので今回、古沢さんの脚本で演じられる事、非常に楽しみでございます。

収録で楽しみにしていること

松本さんとご一緒するのは今回が初めてですし、僕としてはミャンマーから日本に来て、テレビの中の人というイメージがあったので、その方と対面してお芝居が出来るというのは本当に喜ばしいことでございます。先日の衣装合わせでちらっとお会いしたのですが、背中で語る方なのかなと感じたので、父の背中を見て育つじゃないですけど、役も相まって自分もちゃんと松本さんの背中を見て最後まで座長について行きたいなと思います。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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