松田龍平、バカリズム脚本『ケンシロウによろしく』主演に決定 「指圧うまくなりました」

 松田龍平が、バカリズムが脚本を手がけるDMM TVオリジナルドラマ第1弾『ケンシロウによろしく』の主演を務めることが決定した。

 本作は、ジャスミン・ギュによる同名漫画を、DMM TVオリジナルドラマ第1弾としてドラマ化するもの。脚本を手がけたのは、映画『地獄の花園』やドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)のバカリズム。さらに『地獄の花園』でもバカリズムとタッグを組んだ関和亮が監督を務める。

 松田が演じるのは、復讐のために『北斗の拳』を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公の沼倉孝一。松田は出演オファーを受けた感想について「なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました」とコメント。

 バカリズムの書いた脚本を読んだ感想については、「声出して笑いながら読みました。独特な台詞回しと、心の声がほんと、面白かったです」と語る。コメディ作品である本作への出演については、「真剣に喋れば喋るほどふざけた役だなという感じで、助手の里香がツッコミを入れてくれるのでそこは安心でした。漫画のイメージを映像にする上で、撮り方だったり工夫が必要な脚本だったので、そういうところは監督に任せようと思ってました」と共演者や監督への信頼を口にした。

 さらに、マッサージ師役を演じるにあたって、「指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした。良い勉強になりました。指圧うまくなりました」と、指圧の勉強に取り組んだことを明かした。

 脚本を手がけたバカリズムは、「設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました」と太鼓判を押した。

 バカリズムがマンガ原作の脚本を書くのは今回が初。「自分も好きな漫画なので、原作の面白さを損なわないように、原作ファンの方に怒られないように気を使いながら書きました」と、原作へのリスペクトを持って脚本執筆をしたことを語った。さらに「プロデューサーさんから定期的に送られてくる、撮影現場の写真を見るのが楽しかったです」と現場の様子を写真でチェックしていたエピソードも。

 また、「沼倉とケンシロウ風の男が対峙するシーンが好きで、ぜひドラマにも入れさせて欲しいとお願いしました」と原作の好きなシーンをドラマに盛り込んだことも明かした。ドラマで楽しみにしてほしいポイントとしては、「ギャグ漫画ではありますが、悲しい過去を背負った男の復讐劇でもあるので、笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います」とドラマ部分の自信を語った。

 あわせて公開されたキービジュアルには、『北斗の拳』のコミックスが舞う中、白いケーシーの上に、ケンシロウ風の黒いレザーベストを纏った沼倉孝一(松田龍平)が、復讐心に燃える鋭い眼光を放ち、前に掲げた右手を今まさに握ろうとしている様子が描かれている。

 『ケンシロウによろしく』は、9月22日よりDMM TVにて独占配信される。

松田龍平(沼倉孝一役)コメント

出演オファーを聞いた時の感想

なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました。

バカリズムの脚本を読んだ感想

声出して笑いながら読みました。独特な台詞回しと、心の声がほんと、面白かったです。

コメディ作品ということで意識したこと

真剣に喋れば喋るほどふざけた役だなという感じで、助手の里香がツッコミを入れてくれるのでそこは安心でした。漫画のイメージを映像にする上で、撮り方だったり工夫が必要な脚本だったので、そういうところは監督に任せようと思ってました。

ツボやマッサージのシーンについて

指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした。良い勉強になりました。指圧うまくなりました。

バカリズム コメント

初めてのマンガ原作の脚本で大変だった点と、逆に楽しかった点

自分も好きな漫画なので、原作の面白さを損なわないように、原作ファンの方に怒られないように気を使いながら書きました。プロデューサーさんから定期的に送られてくる、撮影現場の写真を見るのが楽しかったです。

原作の沼倉のイメージと比べた松田龍平の印象

設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました。

原作マンガの好きな設定やシーン

沼倉とケンシロウ風の男が対峙するシーンが好きで、ぜひドラマにも入れさせて欲しいとお願いしました。

特に楽しみにしてほしいポイント

ギャグ漫画ではありますが、悲しい過去を背負った男の復讐劇でもあるので、笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います。

©ジャスミン・ギュ/講談社

■配信情報
『ケンシロウによろしく』
DMM TVにて、9月22日(金)より独占配信
出演:松田龍平
原作:ジャスミン・ギュ『ケンシロウによろしく』(講談社『ヤングマガジン』連載)
脚本:バカリズム
監督:関和亮、スミス、中山佳香
©ジャスミン・ギュ/講談社 ©DMM TV
公式サイト:https://special.dmm.com/dmmtv/original/kenyoro/

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