細田佳央太、『どうする家康』“父”松本潤に感謝 「導いて下さる姿勢に一番感動しました」

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の細田佳央太よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 細田が演じたのは、家康(松本潤)と瀬名(有村架純)の息子・松平信康。細田は自死を選んだ信康を演じることについて、「“死”に対する考え方をすごく重く受け止めてしまい、信康の死を僕自身が受け入れられるまでに本当に時間がかかりました」と振り返る。

 父・家康を演じた松本については、「現場での立ち振る舞いが勉強になったというのはまず第一ですけれど、やはり視野がすごく広い方ですし、じっくり見て導いて下さる姿勢に一番感動しました」と感謝を述べた。

細田佳央太(松平信康役)コメント

自害を選んだ信康の心境について

作品で自分の役が死ぬのは初めてで、“死”に対する考え方をすごく重く受け止めてしまい、信康の死を僕自身が受け入れられるまでに本当に時間がかかりました。戦国時代では、責任をとるために自害するというのは常識の範囲であったし、当たり前だった訳ですが、その時代をぼくは経験していないので、死ぬことに対する苦しさはすごく感じました。出来れば、信康に最後まで生き抜いて欲しかったです、そのくらい素敵な子だと思っていたので。

父・家康、母・瀬名から学んだこと

間違いなくお世話になったし、ありがとうございますの言葉では伝えきれないほどの感謝の気持ちがあります。お二人からそれぞれ違うことを学べたのが個人的にはすごく大きかったです。父上(家康/松本潤)は、現場での立ち振る舞いが勉強になったというのはまず第一ですけれど、やはり視野がすごく広い方ですし、じっくり見て導いて下さる姿勢に一番感動しました。さんざん甘えてきたので、本当に感謝しかないです。母上(瀬名/有村架純)は、僕自身がネガティブ思考なので、精神的な面ですごく助けてもらいました。お二人だからこそ、僕はバランスよく、伸び伸びできたんだなと改めて思います。大河を通して、信康という人がいたんだと気づいて下さることが、きっと信康の救いにもなると思いますし、瀬名さんや信康についても、“こういう描き方もあるんだ”と受け入れてもらえたら本当にうれしいです。(信康の最期まで)ご覧くださり、ありがとうございました。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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