岡本圭人、俳優として目覚ましい活躍　『リズム』ではHey! Say! JUMP時代の経験が活きる？

　岡本圭人が、7月4日よりフジテレビの「火曜ACTION！」枠で放送されるドラマ『リズム』で主演を務める。

　「火曜ACTION！」とは、若きクリエイターたちが月替わりで担当する毎週火曜深夜放送の連続ドラマ枠。2022年年末には、1カメ生放送で放送された『生ドラ！東京は24時』第1夜『シンガロング！』（12月27日放送）になにわ男子の藤原丈一郎、第2夜『美大の駅伝』には7 MEN 侍のメンバーが揃って出演した。

　今回放送の『リズム』で、岡本は主人公・舞城傑（まいじょう・すぐる）を演じる。傑は、妻である和歌子（岡本玲）とのすれ違いに悩み、関係を修復しようと奔走する。夫婦のすれ違いに悩むところで、後輩からお礼としてもらったアクティビティの体験ギフトによって物語が動き出す。傑は通りすがりにダンススクールのレッスンを目にし、一生懸命に踊る生徒たちに心を動かされてダンススクールに入会。これをきっかけに傑の人生に変化が訪れるーー。共演には岡本玲、吉柳咲良、岡部たかし、映美くららと個性豊かなキャスト陣が並ぶ。

　岡本はご存知の通りHey! Say! JUMPの元メンバーで、2018年8月末に活動を休止しアメリカの演劇学校に留学。2021年にグループを脱退後、俳優として活動を続けている。

　岡本は2011年放送のドラマ『3年B組金八先生･ファイナル ～「最後の贈る言葉」』（TBS系）で俳優デビュー。バラエティ番組の出演に加えて、2014年放送のドラマ『ファーストクラス』（フジテレビ系）第2期に、若きパタンナーインターン・国木田久志役で出演した。

　女性のマウントを描いた作品で、登場人物たちがとにかく強烈な個性を放ち、毒づいた言動が飛び交う中ではあったが、岡本は埋もれることなく清涼剤のような爽やかな雰囲気をまとい存在感を放っていた。コミカルな場面もあれば、堪能な英語を交えたセリフ回しも。クールでクレバーな一面もありながら、強烈な年上女性との対峙では若さ、青さが際立った。一方で、草食世代の“かわいい年下男子”とはいかないミステリアスさを含んだ演技も見せるなど、インパクトのあるシーンで爪痕を残した。