リーアム・ニーソンが神妙な顔で銃を構える 『探偵マーロウ』ポスター&新場面写真公開
6月16日に公開されるリーアム・ニーソン主演『探偵マーロウ』のポスタービジュアルと新場面写真が公開された。
40年以上のキャリアを誇るニーソンが記念すべき100本目の出演作で挑んだのは、レイモンド・チャンドラーが1930年代に生み出した“私立探偵フィリップ・マーロウ”。タフで孤独、女性にモテるが、友情を重んじ、どんな時も権力に媚びないマーロウ役には、これまでハンフリー・ボガートやロバート・ミッチャムが挑んできた。
原作は、ブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ミステリ小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した『黒い瞳のブロンド』。『クライング・ゲーム』でアカデミー賞脚本賞を受賞したニ ール・ジョーダンが監督を務めた。共にアイルランド出身であるニーソンとのタッグは4度目となった。共演には、『女は2度決断する』のダイアン・クルーガー、『ブルースカイ』のジェシカ・ラング、『チョコレートドーナツ』のアラン・カミングらが名を連ねている。
舞台は1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)のもとに現れたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女。「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」――依頼を引き受けたマーロウだったが、捜査を進めるにつれ映画産業が急成長する“ハリウッドの闇”に飲み込まれる。予測不能な展開の連続、探偵マーロウが辿り着く真相とは。
公開されたポスタービジュアルは、映画の舞台である1930年代を意識したヴィンテージな色調で、マーロウの世界観が表現されている。また、ヒロイン・クレア役のクルーガーをはじめ、共演のラングやカミング、ダニー・ヒューストン、フランソワ・アルノーらが扮する謎めいた登場人物たちがマーロウを取り囲む。ビジュアルの右端には、「真実は――闇。」というキャッチコピーが添えられた。
また、公開された新場面写真5点には、トレードマークのたばこを手にした紳士的な姿と共に、マーロウが銃を構える姿も映し出されている。滅多に拳銃を使わないことで知られるマーロウが、神妙な面持ちで銃を構えている理由とは。
■公開情報
『探偵マーロウ』
6月16日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ダニー・ヒューストン、アラン・カミング
監督:ニール・ジョーダン
脚本:ウィリアム・モナハン
原作:『黒い瞳のブロンド』(ベンジャミン・ブラック/小鷹信光訳/早川書房刊)
配給:STAR CHANNEL MOVIES
2022年/アイルランド・スペイン・フランス/英語/109分/カラー/字幕翻訳:船越智子/原題:Marlowe
©2022 Parallel Films (Marlowe) Ltd. / Hills Productions A.I.E./ Davis Films
公式サイト:marlowe-movie.com