藤井道人、第17回日藝賞を受賞 「芸術総合講座Ⅹ 映像ビジネス」の共同実施も

 BABEL LABELの監督・藤井道人が第17回日藝賞を受賞。令和5年度の日本大学芸術学部「芸術総合講座Ⅹ 映像ビジネス」を共同実施することが発表された。

 「日藝賞」は、全ての日藝出身者を対象にその年に最も活躍した人物へ贈られるもの。社会に貢献する功績を残し、芸術を志す学生に夢を与える人物を日藝在学生、教職員が選考する。

 日藝卒業生として第17回日藝賞を受賞したBABEL LABEL監督の藤井は、『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』、『余命10年』などの作品を手がけた、今後は『ヴィレッジ』『最後まで行く』の公開を控えている。

 そして、日藝と共同で令和5年度後期に映画学科・松島哲也教授がプログラムマネージャーを務める「芸術総合講座Ⅹ 映像ビジネス」を9月から全15回で実施する。

 BABEL LABELは代表取締役社長の山田久人と藤井が日藝在学中の出会いをきっかけに共同創業され、本講座では日藝在校生に向けて映像業界の課題や将来像について考える機会の提供を目指している。各回にはBABEL LABELに所属するクリエイターをはじめ、ゆかりのあるゲストも登壇予定。登壇者は順次発表される予定だ。

藤井道人 コメント

この度は、本当にありがとうございます。
18年前、日本大学芸術学部に入学した僕は、映画のことを何も知らない少年でした。『二科目で入学できて、映画学科って何か楽そう!』そんな軽い気持ちで入学した僕でしたが、入学してすぐに映画の虜になりました。出会った先生方、仲間たちのお陰で、今も映画を作る喜びを感じることが出来ている毎日です。これからは、自分が誰かのためになれるように、卒業生として母校の発展に尽力したいと思っています。

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