赤楚衛二、俵万智から貴司への短歌に「すごい感動してます」 『チェリまほ』トークも
番組に寄せられた赤楚の主演ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系、通称『チェリまほ』)に関する手紙から、赤楚が同作への思いを語る場面も。これまでの撮影現場では控えめで、「自分がこの時間を作るのが申し訳ないと思って、『こんなの違う!』とか言われたらどうしようと、言いに行くのが怖かったりもした」とあまり自分の意見が言えなかったという赤楚。しかし、初主演作だった『チェリまほ』では町田啓太や監督と密にコミュニケーションを取りながら撮影をすることで、役の心情やシーンの情報を共通認識で積み重ねることができ、すごく演じやすかったという。赤楚は「ディスカッションしていくのが大事だと知れた作品だった。この作品で寄り添ってくれたのをきっかけに相談するようになりました。僕の中ではすごく大きな作品です」と、自身の代表作として同作への思いをまっすぐに伝えた。
また、役者を目指そうとしたきっかけについて聞かれた赤楚は、「家族で毎月1本4人で映画を観ようっていう会があった」と小学生の頃の赤楚家ルールを回顧。その時から映画が好きだった赤楚は高校生になり、“家族に仲良くなって幸せになってもらいたい、自分には何ができるんだろう?”と考え、「『あ、映画の中に入ればいいじゃん!』ってすごく単純なところから始めました」と一歩を踏み出した。
「長男としての家族の在り方を考えたときに、どうしたらみんなを楽しませられるかを考えて、僕がテレビとか映画に出たら楽しむんじゃないかなって」と“楽しませたい”という思いが今の役者の仕事に一番大きく繋がっていると話していた赤楚。今朝は『舞いあがれ!』の盛り上がりとあわせて、4月クールのTBS金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』にメインキャストとして出演することも発表された。そのほか、今年は主演映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』のNetflixでの配信も決定している。
赤楚衛二、消防士役で『ペンディングトレイン』出演決定 初共演の山田裕貴とバディに
赤楚衛二が、4月スタートの山田裕貴主演ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)に出演することが決定した…
赤楚の姿は、彼の家族だけでなく、多くの人に“楽しみ”をもたらしている。そしてその時間は、今年もまだまだ続きそうだ。
※記事初出時、一部の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』
2022年10月3日(月)から 2023年4月1日(土)まで
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:福原遥、横山裕、高橋克典、永作博美、赤楚衛二、山下美月、目黒蓮、長濱ねる、高杉真宙、山口智充、くわばたりえ、又吉直樹、吉谷彩子、鈴木浩介、高畑淳子ほか
作:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
音楽:富貴晴美
主題歌:back number 「アイラブユー」
制作統括:熊野律時、管原浩
プロデューサー:上杉忠嗣
演出:田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐ほか
主なロケ予定地:東大阪市、長崎県五島市、新上五島町ほか
写真提供=NHK