マイケル・B・ジョーダン初監督『Creed III』邦題は『クリード 過去の逆襲』 5月26日公開へ

 ボクシング映画『ロッキー』のDNAを継承した『クリード』シリーズの最新作『CREED III(原題)』の邦題が『クリード 過去の逆襲』に決定し、5月26日に日本公開されることが発表された。

 自身のルーツに向き合ったシリーズ第1作『クリード チャンプを継ぐ男』、父・子の2世代に渡る因縁を描いた第2作『クリード 炎の宿敵』で、ロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたアドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”だった。

 シルヴェスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは、『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞主演男優賞など数々の賞を受賞し、マーベル映画『ブラックパンサ―』では悪役エリック・キルモンガーを演じた。最新作の本作では初監督も務め、スポーツ映画初となる、IMAX認証デジタルカメラでの撮影も敢行した。

 3月3日の全米公開に先立ち、2月16日にイギリスロンドンのシネワールド・レスタースクエアで開催されたUKプレミアに、監督・主演を務めたジョーダン、クリードの妻であるビアンカ役のテッサ・トンプソン、クリードの幼なじみであり、彼に復讐を誓うデイミアン役のジョナサン・メジャースが登場した。

 「監督デビュー作として、なぜこの作品を選んだのか?」と問われたジョーダンは、「私にとってこの作品は完璧な作品で個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいかというビジョンがありました。前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーヴン・ケイプル・Jr.からも長年にわたって多くのことを学びました」とクリードへの熱い思いを語り、また「イギリスはいつも温かく迎い入れてくれて、ホームのようです。溢れるエネルギーが大好きです」とコメントを寄せた。

 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にて史上最凶の敵、征服者カーンを演じているメジャースは、「ロッキーとクリード両方のDNAを持っていて、普遍的な物語です」と本作の魅力を語り、劇中のジョーダンとの関係性について「兄弟と親友を掛け合わせて、それにボクシンググローブをはめたような関係性だよ」と回答。レッドカーペットには、ボクシングリングも登場した。

 本作は、クリード自身が家族にも封印していた少年期の重大な過ちが描かれている。この事件によって刑務所生活を強いられた幼馴染のデイミアンは、クリードへの復讐を誓って、全てを壊し、彼のキャリアを奪おうとする。成功者と落伍者、正反対の人生を歩んだ男たちの魂の死闘のゴングが鳴るときが迫る。既に公開されているアメリカ版ポスターに「You can't run from your past(過去からは逃げられない)」と記されている通り、決して逃れることの出来ない過去が、サーガの中で最も重要なキーワードとなっている。

■公開情報
『クリード 過去の逆襲』
5月26日(金)全国ロードショー
監督:マイケル・B・ジョーダン
出演:マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース、ウッド・ハリス、フロリアン・ムンテアヌ、ミラ・ケン
ト、フィリシア・ラシャドほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:creedmovie.jp

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