『アバター：WoW』世界歴代興収4位の見込み 『劇場版 転スラ』は北米第8位にランクイン
そのほか、ランキングのトップ10に前週から大きな変化はみられないものの、第2位『長ぐつをはいたネコと9つの命』のヒットには目を見張る。公開5週目だが前週の第3位から再びランクアップし、3日間で1150万ドル（前週比-20.5%）の好記録。北米興収1億2646万ドル、世界興収2億9750万ドルという成績は、ファミリー層向けのアニメーション映画としてはコロナ禍でも屈指のものだ。
なお第15位には、ヒュー・ジャックマンの主演最新作『The Son／息子』も初登場した。『ファーザー』（2020年）でアカデミー賞2部門に輝いたフロリアン・ゼレール監督が、再び自らの戯曲を映画化した衝撃の家族劇だ。ジャックマン演じる弁護士のもとに、前妻と暮らしていた17歳の息子が引っ越してくる。心に病を抱えた息子に対処するため、主人公は前妻とも連絡を取るようになるが……。
本作はソニー・ピクチャーズ配給のもと、北米554館で公開され、3日間で23万ドルを記録。ローラ・ダーン、ヴァネッサ・カービー、アンソニー・ホプキンスといった豪華キャストも話題で、ゴールデングローブ賞にジャックマンがノミネートされるなど、映画賞での健闘も期待されている。日本公開は3月17日で、キノフィルムズが配給を担当する。
北米映画興行ランキング（1月20日〜1月22日）
1.『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』（→前週1位）
2000万ドル（-39.1%）／3790館（-255館）／累計5億9827万ドル／6週／20世紀スタジオ
2.『長ぐつをはいたネコと9つの命』（↑前週3位）
1150万ドル(-20.5%)／3611館（-76館）／累計1億2646万ドル／5週／ユニバーサル
3. 『M3GAN／ミーガン』（↓前週2位）
980万ドル（-46.5%）／3628館（+23館）／累計7328万ドル／3週／ユニバーサル
4.『Missing（原題）』（初登場）
930万ドル／3025館／累計930万ドル／1週／ソニー
5.『オットーという男』（↓前週4位）
900万ドル（-29.8%）／3802館（変動なし）／累計3534万ドル／4週／ソニー
6.『Plane（原題）』（↓前週5位）
525万ドル（-48.9%）／3060館（+37館）／累計1945万ドル／2週／ライオンズゲート
7.『House Party（原題）』（↓前週6位）
177万ドル（-55.5%）／1400館（変動なし）／累計718万ドル／2週／ワーナー
8.『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』（初登場）
145万ドル／1473館／累計145万ドル／1週／クランチロール
9.『ザ・ホエール』（↓前週8位）
128万ドル（-15.5%）／1591館（+91館）／累計1319万ドル／7週／A24
10.『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』（↓前週7位）
125万ドル（-49.1%）／1591館（-319館）／累計4億5173万ドル／11週／ディズニー
（※Box Office Mojo調べ。データは1月23日未明時点の速報値であり、最終確定値とは誤差が生じることがあります）
参照
https://www.boxofficemojo.com/weekend/2023W03/
https://variety.com/2023/film/news/avatar-2-box-office-domination-puss-in-boots-sequel-stays-strong-1235498044/
https://variety.com/2023/film/news/avatar-2-billion-global-box-office-1235498281/
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/avatar-way-of-water-box-office-2b-globally-1235306500/
https://deadline.com/2023/01/box-office-avatar-the-way-of-water-m3gan-missing-1235228864/
https://deadline.com/2023/01/hugh-jackman-the-son-sundane-specialty-preview-1235229318/
■公開情報
『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
全国公開中
監督：ジェームズ・キャメロン
出演：サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーほか
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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