『どうする家康』大森南朋、家臣団のバランスは「出るところは出る、引くところは引く」

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演中の大森南朋よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 大森が演じるのは徳川四天王の1人となる酒井忠次。魅力的な人物が集まっている家康の家臣団について、「劇団家臣団」と大森は語る。

「古沢さんの脚本はテンポ感もいいですし、僕も非常に面白く読ませていただきました。そこに遜色ないお芝居をできるよう、日々頑張っています。酒井忠次を演じるにあたっては、『兄貴分っぽくやるぞ』と自分の偏った考えで構築して演じると、群像劇でのバランスが崩れると思いますので。“劇団家臣団”みたいなものですから。バランスをとって、出るところは出る、引くところは引く。(家臣団は)全員これにつきると思います(笑)」

 演じる酒井忠次については、「人間っぽくていいなと思います。家臣団や殿とどういう距離感でいたのかという中で、忠次の人柄がにじみ出せたらいいですね。戦国時代も、笑いあり、泣きもあり、踊りもありで皆生きていたはずなので。そこを素直に演じていこうと思います」とコメント。

 第1回から話題となった「えびすくい」については、「えびすくいは難しかったです。今でも難しいですし、今やってみろと言われて急にフルで出来るかというのも不安になるくらい。でも1年間あるので、来年の今頃には上手に踊れるかな(笑)。伝統芸能ではなく、あくまで“宴会芸”なので、そこを加味して頂いて、視聴者の皆さんには優しい目でご覧いただきたいですね」と決意を述べた。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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