劇場版『名探偵コナン』第26弾タイトルは『黒鉄の魚影』 公開日は2023年4月14日に決定

 劇場版『名探偵コナン』第26弾のタイトルが『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』に決定。公開日は2023年4月14日に決定し、原作者・青山剛昌の描き下ろしビジュアルが公開された。

 青山剛昌が原作の『名探偵コナン』のコミックスは既刊102巻に到達し、累計発行部数は全世界2.5億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を突破した。2022年4月に公開となった劇場版25作目『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』も大ヒットを記録。興行収入は97億円、観客動員数は699万人を突破、劇場版シリーズ第1位の成績となった。

 今作でポイントとなるのは、<コナン><灰原哀>と、因縁の関係である<黒ずくめの組織>。公開されたビジュアルでは、「死ぬな、灰原―」というキャッチコピーと共に、水に沈みゆく灰原に手を伸ばすコナンの姿から、灰原に命の危機が迫ることが予感される。

 そして工藤新一に薬を飲ませた張本人で、組織のボスである<あの方>とも直接連絡を取りあう幹部格の人物<ジン>が中央で不敵な笑みを浮かべ、ビジュアルの右サイドには、<あの方>の側近にして組織のNo.2として名高く、劇場版シリーズには本格的初参戦となる最高幹部<ラム>、コナンと灰原の正体を知っているが組織には報告せず謎の行動が多い<ベルモット>、CIA諜報員(=本堂瑛海)で組織に潜入している<キール>、さらには私立探偵(=安室透)や公安警察(=降谷零)としての顔を持ちながら、黒ずくめの組織に潜入する<バーボン>までもが描かれている。

 左サイドに描かれるのは、鋭い目線の警視庁捜査一課・管理官の黒田兵衛、不安げな眼差しを向ける蘭と阿笠博士、さらには<ライ>のコードネームで組織に潜入捜査をしていた過去を持ち、現FBI捜査官で狙撃の名手の赤井秀一。

 コナン・灰原・ジンを中心に、左右対称に描かれたキャラクターの配置が示すものとは。劇場版では『純黒の悪夢』(2016年)以来となる赤井と安室(バーボン)2人揃っての登場は、どのようにストーリーに関わってくるのか。

■公開情報
『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』
2023年4月14日(金)、全国東宝系にてロードショー
原作:青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也ほか
製作:小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©︎2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
公式サイト:https://www.conan-movie.jp

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