中国で社会現象となる大ヒット リー・ルイジュン監督作『小さき麦の花』2023年2月公開

 『僕たちの家に帰ろう』を手がけたリー・ルイジュン監督最新作『Return to Dust(英題)』が、『小さき麦の花』の邦題で2023年2月10日よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開されることが決定した。

 中国で若者世代を中心に社会現象となる大ヒットを巻き起こした本作は、中国西北地方の農村を舞台に、互いに家族から厄介払いされ見合い結婚させられた貧しい農民のヨウティエと内気なクイインが、やがて互いを慈しみ、作物を育て家を作り、慎ましくも強い絆で結ばれた日々を追った永遠の愛についての物語。『小さき麦の花』という邦題は、映画のなかで主人公の二人が行う“あるシーン”にちなんで付けられたもの。懸命に働く農民の夫婦の美しさをイメージしたタイトルとなっている。

 2018年の中国No.1ヒット『オペレーション:レッド・シー』などで知られるハイ・チンがノーメイクで農村の女性になりきり、監督の叔父で実際に農民でもあるウー・レンリンと夫婦役に挑んだ。

■公開情報
『小さき麦の花』
2023年2月10日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督:リー・ルイジュン
出演:ウー・レンリン、ハイ・チン
配給:マジックアワー、ムヴィオラ
2022年/中国/133分/字幕:磯尚太郎/字幕監修:樋口裕子/英題:Return to Dust
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