大竹しのぶ、フジ月9『PICU』で吉沢亮の母親役に 「不思議なぐらい会話が自然」

 10月10日よりフジテレビ系で放送がスタートする吉沢亮主演の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』に大竹しのぶが出演することが決定した。

 PICUとは、Pediatric Intensive Care Unitの略称で、小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。舞台は北の大地、北海道。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われるこの地で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描いていく。

 大竹が演じるのは、吉沢演じる武四郎の母親・志子田南。大きなハートを持つ、愛情たっぷりの“どさんこ母ちゃん”だ。大竹が月9ドラマに出演するのは、『監察医 朝顔』第2シーズン(2020〜2021年/フジテレビ系)以来2回目で、吉沢とは今作で初共演となる。武四郎にとって南はこの世で最も大切で大好きな“母ちゃん”であり、一方、南にとっても女手一つで育てた武四郎はかけがえのない一人息子。大竹と吉沢が相思相愛の“親子”になってドラマを盛り上げる。

 南は武四郎の母。北海道出身で、札幌で夫と出会い結婚。長年の不妊治療の末に武四郎を授かったが、夫を若くして亡くし、それ以来、女手一つで武四郎を育ててきた。涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだったが、定年後の今も体力は衰え知らずで、時折、バスガイドのヘルプに出ている。また、桃子とも仲良しでいつも茶飲み話で盛り上がっている。カラッとした明るい性格で、まるで北海道の大地のように器の大きい“どさんこ母ちゃん”だ。武四郎が落ち込んでいる時は武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する。武四郎はそんな南のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言っている。その代わり、得意の料理で愛情表現しているつもりで、そのために“実家から通える病院”を勤務地に選んだ。そういう武四郎の性格もよく分かっている南。子育てが一段落した今はハワイに行くためにフラダンスを特訓中。

大竹しのぶコメント

台本を読んだ感想

命とは、こんな一瞬のタイミングで救われたり、奪われたりするのかと。大変難しい問題に、真正面から向き合っている脚本でした。

役作りにあたり心がけようと思うこと

とにかく息子を愛しいと思うこと、そこだけです。

息子の武四郎を演じる吉沢亮への印象

初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居が出来て“喜び”を感じています。

視聴者へメッセージ

愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!

プロデュース・金城綾香(フジテレビドラマ・映画制作センター)コメント

大竹しのぶさんは、本当に大好きな女優さんで、『監察医 朝顔』でご一緒できた時も夢のような心持ちでしたが、今作にもご出演いただけて感激しています。先日、吉沢さん演じる武四郎との掛け合いを撮影したのですが、月並みですが“本当の親子”のようで、すでに最高の親子です! 大竹さん演じる南さんは、とてもチャーミングで武四郎や周囲の人への愛情で溢れた人です。大竹さんが一言台詞を仰るだけで、特別な意味のない台詞なのに、武四郎を愛情深く育ててきたことが感じ取れました。南といる時には、素の武四郎なのですが、その息子感がとっても可愛いです。この親子の物語にも、ぜひ注目していただきたいです。

■放送情報
『PICU 小児集中治療室』
フジテレビ系にて、10月10日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
※初回30分拡大(21:00~22:24放送)
出演:吉沢亮、木村文乃、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、高梨臨、菊地凛子、正名僕蔵、松尾諭、大竹しのぶほか
脚本:倉光泰子
演出:平野眞
プロデュース:金城綾香
医療監修:浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院)
主題歌:中島みゆき「俱に」(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
音楽:眞鍋昭大
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/PICU/
公式Twitter:@PICU_cx
公式Instagram:@picu_cx

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