黒島結菜「1年間やりきれたことはすごく幸せでした」 『ちむどんどん』クランクアップ
毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が、約1年の撮影を終えて8月31日にクランクアップを迎えた。
朝ドラ第106作目となる本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語。連続テレビ小説『マッサン』、『昭和元禄落語心中』などを手がけてきた羽原大介のオリジナル作品となる。
今週の第21週では、黒島結菜演じる主人公・暢子が、沖縄料理店「ちむどんどん」をオープンする模様が描かれた。
約1年にわたる撮影を終えた黒島は、「大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかったです」と充実した日々だったことを明かす。
制作統括の小林大児は、「無事に撮影終了を迎えられたのは、比嘉家の面々を温かく見守ってくださる視聴者の皆さまのご支援のおかげです。こころより感謝申し上げます」と視聴者への感謝を述べた。
コメント全文
黒島結菜(主演)
暢子という役を1年間やりきれたことはすごく幸せでした。
大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがと ても楽しかったです。
私の地元・沖縄が舞台となった家族の絆の物語で、おいしい食べ物がたくさん出てきて、この作品のいろいろなものにたくさん助けられてここまでやってこられたと思います。
暢子という明るくて、前向きで周りのみんなに愛されているキャラクターにも助けられ、撮影を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
小林大児(制作統括)
黒島結菜さん、キャスト・スタッフの皆さま、撮影にご協力いただいた皆さま、舞台地となり、地域を盛り上げてくださった皆さま、ありがとうございました! そして、無事に撮影終了を迎えられたのは、比嘉家の面々を温かく見守ってくださる視聴者の皆さまのご支援のおかげです。こころより感謝申し上げます。
『ちむどんどん』の放送はまだまだこれから、四兄妹のさまざまなドラマが描かれていきます。それぞれの道を歩き、困難やすれ違いがあっても、ふるさとの味が、そして思い出が心をつなぎ、互いを支え合いながら歩いていきます。 沖縄の本土復帰から50年を経て、笑顔で暢子の料理を囲む―――そんな最終回を目指して。
最後まで、見守っていただければ幸いです。
■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK