くりぃむしちゅー 有田哲平、『世にも奇妙な物語』初出演 「台本を読んで“これ……!?”」

 『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』がフジテレビ系『土曜プレミアム』にて6月18日21時から放送されることが決定し、4つの“奇妙な”エピソードの1つ『何だかんだ銀座』でくりぃむしちゅーの有田哲平が初出演で初主演を務めることが発表された。

 1990年4月にレギュラードラマとして放送が開始され、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによって、奇妙な物語の世界観を作り出してきた『世にも奇妙な物語』シリーズ。夏の特別編は4つのオムニバスストーリーで構成される。

 村崎羯諦の 『余命3000文字』(小学館文庫)収載の同名小説を原作とした『何だかんだ銀座』で有田が今回演じるのは、銀座に生息するお金持ち・ニホンオオカネモチ。有田はこの役を演じるにあたり「何かをモチーフにしてとか、何かを頼りにして役作りができない役」「ただのお金持ちではない!」とコメントしている。

有田哲平 コメント

出演が決まった時の感想

すごく好きな番組なので、本当にうれしいと思いましたが、台本を読んで“これ……!?”って思いました。ほとんどがネタバレになってしまうので、あまり言えないですが、“これですか!?”というのが率直な感想です(笑)。

実際に演じてみて

監督さんもスタッフさんもマネジャーにも開口一番“この役は相当難しいですよ……”って言われるくらい難しい役みたいです。いわゆる、普通のお金持ちだったら“ちょっと偉そうに演じてみるか”と思ったのですが……。とにかく、ただのお金持ち役ではないです! 本当に何かをモチーフにしてとか、何かを頼りにして役作りができない役なので、とにかく探り探り監督と話し合いながら、何とも言い様のない役を演じさせて頂きました。

視聴者へメッセージ

『世にも奇妙な物語』というのは、本当に一癖も二癖もある物語がいつも描かれていると思いますが、今回の作品も最初から最後の最後までちゃんと気を抜かずに見ていただければなと思います。“ほんとに奇妙だな”って思うと思います(笑)。世にも奇妙な物語の中でもさらに奇妙な物語になっていると思います。是非、ご覧ください!

演出・植田泰史 コメント

企画を初めて聞いた感想は、私も有田さん同様に“これ……!?”でした。奇妙中の奇妙な物語。世にも奇妙な物語を演出して20年。大概の“奇妙”はやり尽くしたつもりでしたが、まだまだ“奇妙”な世界は奥深いと思い知った次第です。有田さん演じる主人公は、演技力のみならず、存在感、ユーモア、野性味、そして気品まで求められる、難役中の難役なのですが、見事に、強烈で魅力的なキャラクターを作り上げてくれました。何とも不可思議で色々な感情が刺激され、この作品は番組史に残る問題作になるはず! 是非、当日目撃者になって下さい!


■放送情報
土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』
フジテレビ系にて、6月18日(土) 21:00~23:10放送
ストーリーテラー:タモリ

『何だかんだ銀座』
出演:有田哲平(くりぃむしちゅー)、東根作寿英、紺野まひる、岩田琉聖ほか
原作:村崎羯諦 『何だかんだ銀座』(小学館文庫『余命3000文字』収載)
脚本:相馬光
演出:植田泰史
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

(c)フジテレビ
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公式Twitter:https://twitter.com/yonimo1990

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